ランドローバー・クラシックは、今年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで、エリザベス2世女王が使用した「レンジローバー」と「ディフェンダー」の特別展示を行い、モントレー・カー・ウィークにおいて多くの人の心に残る企画となった。また、英国が誇るレンジローバーとディフェンダーの両ブランドが、カリフォルニア半島で毎年開催される権威あるモーター・ライフスタイル・イベントにも参加した。
2024年限定モデル「レンジローバーSV カーメルエディション」も披露
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今回のコレクションの各車両は、ランドローバーが誕生した1948年から続くJLRと英国王室との長い関係に基づき、英国王室によって公用車として、またはプライベート車両の一部として使用されていたものとなる。
1954年の「ランドローバー シリーズI」から2009年の「レンジローバー」までの歴史的な車両と、特別に依頼された6台の公式行事用車両が、英国王室のプライベート・コレクション、ランドローバー・クラシック、大英自動車博物館、個人のコレクションから惜しみなく提供された。
このロイヤルカーは、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスの不朽の伝統であるハガティ主催のペブルビーチ・ドーン・パトロールで公式デビューを飾り、また、ジャガー・ダイムラー・ヘリテージ・トラストの1954年型ジャガー「D-TYPE」プロトタイプもフェアウェイに登場した。大成功を収めたスポーツレーシングカーの70周年を記念して、3.4リッターXKエンジンを搭載した「D-TYPE」プロトタイプは、ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンの期間中、ラグナセカサーキットでもデモ走行を行なった。
ペブルビーチ・コンクール・デレガンスでの歴史的な発表に先立ち、レンジローバー・ハウスで特別に招待されたゲスト立ち会いのもと、17台限定の「2024レンジローバーSV カーメルエディション」(ロングホイールベース)がお披露目された。
今年の「カーメルエディション」は、カーメル周辺の息を呑むような海岸道路沿いの緑豊かな森林と、絵のように美しい海に面した断崖の風景からインスピレーションを得たもの。ビスポークのサテングリーンのエクステリア、セコイアグリーンとペルリーノのインテリア、カラーマッチしたホイール、24Kゴールドのアクセントが付いたブラックメタルのバッジが特徴となる。
また、「レンジローバーSV カーメルエディション」に加え、ハイパフォーマンスモデル「レンジローバー スポーツSV エディション2」も世界初公開された。
■JLRのチーフ・コマーシャル・オフィサー レナード・ホーニック氏のコメント
「過去80年間にわたり英国王室に忠実に仕えてきた、レンジローバーとディフェンダーの両ブランドの歴史に名を刻む特別な名車のコレクションに対して、熱狂的な反応が寄せられたことはすばらしいことです。このように盛大で世界的に有名なイベントにおいて、世界で最も希少かつ魅力的で、貴重なクラシックカーが一堂に会するのを見ることができるのは、一生に一度の出来事と言えます。女王陛下に敬意を表し、このような形で王室との継続的なつながりを示すことができ、大きな誇りです」
■ペブルビーチ・コンクール・デレガンス会長 サンドラ・バトン氏のコメント
「このようなすばらしい車両をペブルビーチ・コンクール・デレガンスにお迎えできたことを大変嬉しく思います。10台の『ランドローバー』と『レンジローバー』がザ・ロッジ・アット・ペブルビーチの正面玄関を通り過ぎ、ペブルビーチ・ゴルフリンクスの有名なフェアウェイに乗り入れるのを見ることができ、大変光栄でした。観衆の皆さんは驚き、喜んでいました。その日の後半の表彰式で、車両がショータラップをパレードする光景はとても印象的で、大きな拍手がおこりました」
関連情報:https://www.landrover.co.jp/
構成/土屋嘉久
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