英マクラーレンは2月17日、メーカー初の量産ハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)スーパーカーとなる「アルトゥーラ」を公開した。
アルトゥーラのハイブリッドパワートレーンは、新開発の「M630」型3.0L V6ツインターボエンジン(最高出力585PS、最大トルク585Nm)にモーター(同95PS/225Nm)を組み合わせたもので、システムトータルで680PS/720Nmを生み出す。このM630ユニットはドライサンプ潤滑システムを備え、単体重量は160kgと従来のV8からマイナス50kgの軽量化に成功。V角120度のいわゆる「ホットインサイドV」レイアウトにより低重心化にも貢献する。
ハイブリッドシステムを搭載したにもかかわらず、超軽量エンジニアリングの恩恵により、アルトゥーラのウェイトはクラス最軽量の1,498kg(DIN)に抑えられ、パワーウェイトレシオは488PS/tをマーク。低速から最大トルクを発揮するモーターの特性も相まって、0-100km/hは3秒フラット、0-200km/hも8.3秒という怒涛の値だ。
しかも、モーターのみで30kmの走行が可能なうえ、燃費もメーカーとして過去最良の50+mpg(およそ18km/L)を達成している。トランスミッションは従来のモデルより1速多い8速ツインクラッチATとなるが、これはモーターを逆回転させることにより、後進ギアが不要となったことで実現した。
ボディのコアには、新たなマクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー(MCLA)を採用。MCLAは、ケーブル配線を最大25%削減してイーサネットを搭載するなどハイブリッド向けに最適化されており、データ転送の高速化により無線でのソフトウェアアップデートなども可能となっている。
エクステリアは、ラインを抑制した「シュリンクラップ」デザインとなり、特徴的なディヘドラルドアはこれまでのモデルよりボディ近くで開閉するなど新たなレベルに進化。インテリアもドライバーを中心とした人間工学がさらに強化され、ステアリングコラムに設置されたスイッチ類により、運転操作に集中しながら車両各部のコントロールが可能となっている。
アルトゥーラの英国におけるスタート価格は185,500ポンド(約2,700万円)とのことだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
信号機なしの横断歩道、「お辞儀」は必要? それとも単なる同調圧力? JAF調査が示す47%の車両が停止すらしない現実、交通マナーの現在地を探る
【本当はどうなの?】現行型「プリウス」購入者はデザインや走りを高評価…先代にはなかった不満も
2代目「NSX」はなぜヒットしなかったのか? 理由は“意識高い系”の技術とブランディングだった
マツダ新「CX-60」発売! 「乗り心地」大幅進化の秘訣は“部品”を外した!? ディーゼル「新グレード」&“特別仕様車”も登場! 改良された「2025年モデル」の実力とは?
便利装備……ってホントに便利か? じつはなくても困らないクルマの装備5選
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
欠陥車。