6月2日、BMWは新型「4シリーズクーペ」を発表した。注目は、巨大なキドニー・グリルだ!
マイルド・ハイブリッドも設定
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新型4シリーズクーペは、2019年に登場した「3シリーズ(G20)」をベースに、オリジナルのボディをまとった2ドア・クーペである。いうまでもなく、クーペ・ボディであることが最大の特徴ではあるが、注目すべきは巨大なキドニー・グリルだ。あたかもひとつのフレームであるかのように見える。デザインとしての存在感をそれによって強めたけれど、冷却性能も高まったという。
また、セダンよりも全高が21mm低く、重心も低くなった。前後重量配分は50:50と、BMWのセオリー通りだ。
内装は、3シリーズとほぼおなじデザインで、インストゥルメントパネルは、例によってドライバー側に向いている。10.25インチのインフォテインメント用の、またメーター用の液晶パネルは標準装備だ。新開発のスポーツ・シートには、乗車すると、搭乗者の手に届きやすい位置まで自動でシートベルトが出てくる。
エンジンはガソリンとディーゼル、それぞれ3種類。ガソリンは、(1)184ps/300Nmの2.0リッター直列4気筒ターボの「420iクーペ」(2)258ps/400Nmの2.0リッター直列4気筒ターボの「430iクーペ」(3)374ps/500Nmの3.0リッター直列6気筒ターボの「M440i xDriveクーペ」。ディーゼルは(1)190ps/400Nmの直列4気筒ターボの「420dクーペ」(2)その全輪駆動版の「420d xDriveクーペ」(3)286ps/650Nmの3.0リッター直列6気筒ターボの「430d xDriveクーペ」。いずれも、8ATを介し、後輪ないしは全輪を駆動する。
また、すべてのディーゼルおよび6気筒ガソリン・エンジン・モデルについては、マイルドハイブリッド仕様となる。11psの小型モーターで、発進などをアシストし、燃費向上を図る。
衝突被害軽減ブレーキやアダプティブ・クルーズ・コントロールなどの安全装備は標準だが、レーン・チェンジ・アシストなどを含む「ドライビング・アシスタント・プロフェッショナル」はオプションだ。
発売の予定は2020年10月とされるが、日本への導入時期はまだ決まっていない。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
BMWのデザイナーはどんどんおかしくなっていくな。
既にジャガーやボルボの方がずっとスタイリッシュなセダン作ってるぜ。