レンジローバー・スポーツ史上「最速」のバージョン
新型レンジローバー・スポーツの高性能モデル「SV」は、「最も速く、最もダイナミックで、技術的に進んだ」バージョンとして、5月31日に公開される予定だ。
【画像】発表間近!歴代最速のレンジローバー・スポーツSV【最新世代のレンジローバー・スポーツを写真でじっくり見る】 全74枚
先代の575psを上回る出力が期待されるレンジローバー・スポーツSVだが、車名から「R」が取り除かれる予定だ。
さらなる詳細が今後明らかになっていくが、レンジローバー・スポーツSVは招待制の「超限定」モデルとなることが確定しており、「世界初」のテクノロジーを数多く導入し、新たなパフォーマンスの高みに到達すると言われている。予告映像では、そのエグゾーストノートとサーキットで鍛え上げられたハンドリングを垣間見せている。
パワートレインとしては、標準のレンジローバーとレンジローバー・スポーツに搭載されている、BMW由来の4.4L V8を高度にチューニングしたユニットを採用。パワーとトルクをかつてないほど高めたスーパーSUVとして登場する。
また、レンジローバー・スポーツSVはランドローバー最後の純エンジン車の1つとなる。
ジャガー・ランドローバーは4月19日(現地時間)、社名を「JLR」に変更し、4つのブランド(ジャガー、ディスカバリー、ディフェンダー、レンジローバー)を中心とする新たな企業戦略を発表した。
JLRは今年後半に予約受注を開始するEVのレンジローバーを筆頭に電動化を進め、ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ、レンジローバー・スポーツ、イヴォーク、ヴェラールのEVを2025年に導入する。
パワフルな4.4L V8搭載 2025年にはEVも
レンジローバー・スポーツSVは、新しい四輪操舵システムにより低速域での俊敏性と高速域での安定性を高め、JLR最新のPivi Pro インフォテインメント・システムを中心にインテリアが刷新される。
最新世代のレンジローバー・スポーツは、2021年に公開された第5世代レンジローバーとともに開発された。レンジローバーファミリー内での一貫性を確保しつつ、十分な差別化も図られている。
SVの登場を前に、現時点でのレンジローバー・スポーツの最上級モデルは、最高出力532psのBMW製4.4L V8ツインターボを搭載し、0-100km/h加速4.5秒を実現する。
新しいプラグインハイブリッド(PHEV)も売れ筋になると期待される。最もパワフルなものでは、3.0L 6気筒ガソリンエンジン、38.2kWhのバッテリー、出力143psの電気モーターを組み合わせ、合計出力510psを発揮。0-100km/h加速は5.4秒、電気のみでの航続距離は113km、CO2排出量は18g/kmを達成する。エンジンも含めた総航続距離は740kmになる。
直6ガソリンの「P400」、ディーゼルの「D300」および「D350」には48Vマイルドハイブリッド・システムが組み合わされる。
2025年には、技術パートナーであるBMWのドライブトレインを採用したEVバージョンが登場する予定だ。
新世代のプラットフォーム採用
レンジローバー・スポーツは、レンジローバーと同じ「MLAフレックス」と呼ばれるプラットフォームを採用した。このプラットフォームは、先代モデルよりもねじり剛性が35%高いという。
JLRの車両プログラム担当エグゼクティブ・ディレクターであるニック・コリンズ氏は、「MLAアーキテクチャと最新のシャシーシステムが一体となり、レンジローバー・スポーツ史上最も魅力的でスリリングなモデルとなりました」と語っている。
電子制御アクティブロールコントロール・システムにJLR独自のダイナミック・レスポンス・プロを使用しており、各アクスルに最大143kg-mのトルクを送ることで、「新次元のボディコントロールと安定したコーナリング」を実現するという。
また、エアチャンバー内の圧力を調整できる圧力可変エアサスペンションを採用し、幅広い走行シーンへの適応を図った。ナビゲーション・データで前方の道路を読み取り、コーナリングなどで最適なレスポンスを実現する機能も備わる。
トルクベクタリング・バイブレーキ、電子ディファレンシャル、四輪操舵など、コーナリング性能を向上させるシステムを複数搭載。四輪操舵システム(4WS)は、低速走行時に後輪を前輪と逆方向に最大7.3度転舵して小回りをきかせるとともに、高速走行時は前輪と同じ方向に転舵して安定性を向上させるものだ。
さらに、ランドローバーのオフロード用最新システム「テレイン・レスポンス2」や、新しいアダプティブ・オフロード・クルーズ・コントロール(ACC)が導入されている。ACCは4つの設定に応じて速度を自動的に調整することができる。
洗練されたレンジローバーらしいデザイン
スタイリングとしては先代モデルを正常進化させたものとなっているが、ホイールベースは75mm延長され、後席のレッグルームが改善されている。
エクステリアデザイナーのドミニク・ナジャフィ氏は、リアに向かって「加速」していくルーフライン、ボディを連続的に取り囲むウエストライン、そしてリアでキックアップするロワーパートの3つがデザインの基本要素であると語っている。
「ボディからガラスまでシームレスな仕上げで、ボディサイドはとても滑らかです。先代レンジローバー・スポーツよりも洗練されています」
「リアでは、ナンバープレートを下に移動させ、以前よりもすっきりとしたサーフェイスにしました。グラフィックも調和がとれています。目立つようなものは一切なく、とてもモダンなアプローチです」
インテリアでは、フラッグシップのレンジローバーよりもドライバー中心で設計されている。ステアリングホイールはレンジローバーと同様だが、着座位置は20mm低い。
高い位置にセットされたセンターコンソールの延長線上には、最新世代インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を搭載した13.1インチの曲面スクリーンが備わっている。ドライバー正面には、13.7インチのメーターディスプレイが配置された。無線アップデート、アップル・カープレイおよびアンドロイド・オート、アマゾン・アレクサに対応している。
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みんなのコメント
I-PACEもそんなに売れてはいないし、きつそうだ
デカいクルマじゃないと怖くて街を走れないわ