新しい電動クロスオーバー
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
【画像】フォルクスワーゲンID.4、ID.Crozz【もっと見る】 全40枚
2021年の発売が予定されている電動クロスオーバー「フォルクスワーゲンID.4」のリーク画像が発見された。
この新しいEVの生産バージョンの画像は、同社が中国の行政機関である工業情報化部(MIIT)へ提出した書類に含まれていた。
これは、中国でモデルの型式承認を得るために、すべての企業が提出しなければならない文書となっている。
画像から、ID.4の生産モデルのスタイリングを確認することができる。
予想されていた通り「ID.3」と同様のデザインと特徴を備えている。
文書にはまた、全長4592mm、全幅1852mm、高さ1629mm、ホイールベースが2765mmになることが記載されており、中国向けのモデルの出力が204psとなることも明らかにされている。
2021年にヨーロッパ、中国、米国で発売
ID.3に続いて、2020年後半に発表、2021年にヨーロッパ、中国、米国で発売される電動クロスオーバーは、同社の電動ラインナップのキーモデルとなる。
VWは、中止されたジュネーブ・モーターショーで予定されていたプレスイベントの代わりに、カモフラージュされたモデルの動画を配信した。
ID.3で使用されたツートーン・カモフラージュのブルーバージョンが使われ、生産モデルのスタイリングの詳細を示している。
また、モデル名がID.4となることも同時に明らかにされた。
新型コロナウイルスの影響で、ニューヨーク・モーターショーが延期されたため、生産モデルのID.4の発表は、数か月後に延期されている。
パフォーマンス
同社のCOOであるラルフ・ブランドシュテッタによると、ID.4はまず、1基の電気モーターによる後輪駆動で販売され、より強力なツインモーターの四輪駆動バージョンが、12か月以内に追加される予定となっている。
ID.4のベースとなったID.Crozzのコンセプトで提案されているように、後輪駆動モデルは、リアマウントされた電気モーターから最大204ps/31.7kg-mを提供すると期待されている。
四輪駆動モデルでは、102ps/14.2kg-mを発揮するフロントマウントのモーターが追加され、システム統合で306ps/45.9kg-mを出力するという。
またID.4は、さまざまなバッテリーオプションで提供され、最大のものはWLTPテストサイクルで500kmの航続距離を実現する、83kWhユニットとなることが期待されている。
サイズはティグアンと同等で、125~150kWのシステムで30分以内にバッテリーを80%まで充電できる高速充電に対応する。
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