■ガルウィングの英国MG“新型ロードスター”登場
かつてイギリスのスポーツカーブランドとして世界に名を馳せたMG。なかでも1962年にデビューした小型オープンカー「MGB」は大ヒットし、およそ18年間も生産されました。ところが経営難などから紆余曲折あり、現在は中国の上海汽車傘下でハッチバック、ステーションワゴン、SUVなど実用性の高いモデルを生産しています。
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そんなMGが上海国際モーターショー2023で発表したのが2シーターの新型ロードスター「Cyberster(サイバースター)」。ロングノーズや、曲線を多用したスタイリングはMGBをオマージュしたもの。テールランプはユニオンジャックをモチーフにしています。
自動開閉式のルーフはソフトトップ。新たな特徴として、ドアが上方へ開く、いわゆるガルウィングドア※1を採用しており、そのインパクトは強烈。乗り降りするたびに周囲から注目を集めることになりそうです。
(※1:本記事では上開きに開くドアを総称して「ガルウィングドア」と呼びます)
ロンドンにあるデザインスタジオのCarl Gothamディレクターは「狙いは、MGブランドの輝かしい歴史を尊重したデザインによって、スポーツの血統を復活させること。そして急速に進むEVへの完全対応」と語っています。
詳細なスペックはまだ正式に発表されていませんが、ボディサイズはポルシェ718ボクスターより少し大きい程度とされ、パワートレーンはフル電動モーターです。
2021年にコンセプトカーを披露した際のデータによると、インテリジェントな全電動アーキテクチャーによりEV航続距離は800km、0~100km/h加速は3秒未満とあります。
これを市販化で実現したら、加速性能は最高出力500馬力以上のスーパースポーツカー並み。航続距離についても世界トップレベルと思っていいでしょう。
MG創立100周年にあたる2024年夏、イギリスをはじめヨーロッパで発売を予定しています。
スポーツカーの市場規模は大きくありませんが、ブランドイメージを高めるためにも重要視されています。
果たして、サイバースターの発売によってMGのブランドイメージはどう変わるのでしょうか。今後の展開からも目が離せません。
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