アストンマーティンF1チームは、第11戦ハンガリーGPにおいて2位でフィニッシュしたセバスチャン・ベッテルが失格になったことに対する上訴を取り下げることを正式に発表した。
レース後、FIAがベッテルのマシンから0.3リットルの燃料サンプルしか抽出できず、技術規則に定められた1.0リットルに届かなかったため、スチュワードは失格の裁定を下した。それに対し、アストンマーティンは当初、データによると実際にはマシン内に1.0リットル以上の燃料が残っていたとして、上訴の意向を示した。
FIAがF1ハンガリーGPリザルト修正版を発表。ベッテルが2位から暫定失格扱いに変更。ハミルトンが2位に
アストンマーティンは、詳しい調査の結果、燃料システムの故障により燃料が失われたことを突き止め、それを新証拠として再審査の請求も行った。スチュワードは8月9日にヒアリングを実施、チーム代表者たちからの話を聞くとともに証拠についての検討を行った。スチュワードはこれは新しい情報であると認めたものの、規則違反があった事実を否定する“関連性”ある証拠ではないと判断、再審査の条件を満たさないとして請求を棄却した。
この際、アストンマーティンは、上訴手続きを進めるかどうかを検討していると述べていた。
しかし12日、アストンマーティンは、上訴を取り下げたことを発表した。チームは声明において以下のように述べている。
「自身の状況を考慮し、FIAスチュワードが燃料システム故障の明白な新証拠が存在するとの判決を下したことに留意するものの、我々は上訴を取り下げた。そうすることが審問が行われる利益よりも重要だと確信しているためだ」
これによりベッテルの失格は確定し、暫定扱いだったハンガリー決勝リザルトおよび選手権ランキングが正式のものとして扱われることになる。3位のルイス・ハミルトン以下が全員ひとつずつ順位繰り上げとなり、優勝したエステバン・オコンに続き、ハミルトン2位、カルロス・サインツ3位、フェルナンド・アロンソ4位、ピエール・ガスリー5位、角田裕毅6位、ニコラス・ラティフィ7位、ジョージ・ラッセル8位、マックス・フェルスタッペン9位、キミ・ライコネン10位となる。
選手権ランキングにおいては、ベッテルが9位から12位に順位を落とすことになるほか、首位ハミルトンと2位フェルスタッペンのポイント差は当初の6点から8点に拡大する。コンストラクターズ選手権においては、首位メルセデスと2位レッドブルの差は10点から12点に変更、フェラーリはマクラーレンと同点ながらランキング3位に浮上した。アストンマーティンは当初の6位から7位へと落ち、代わってアルファタウリが6位に繰り上がる。
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