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初体験が「イイもの」だとその後も沼る! 100万円以下でクルマ好きへの道まっしぐらの「初の愛車」にオススメのモデル5選

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初体験が「イイもの」だとその後も沼る! 100万円以下でクルマ好きへの道まっしぐらの「初の愛車」にオススメのモデル5選

 この記事をまとめると

■なにごとでも「初体験」はその後の人生を左右する可能性がある

レーシングドライバーは普段どんなクルマに乗ってる? スーパーGTドライバーに「愛車事情」を直撃した

■少し手間がかかるクルマを最初の愛車にするとクルマ趣味に「沼る」場合も

■予算100万円以内で買える「沼れるクルマ」をピックアップした

「沼れるクルマ」ってどんなクルマ?

 なにごとにおいても、「初体験」というものはその後の人生に大きな影響を及ぼすものです。初めてのキャンプで大雨が降り、二度と行きたくないとアウトドアが苦手になってしまう人もいれば、満点の星空に感動してあちこちのキャンプ場へ通い始める人もいます。もちろん、なかには「次こそは」とリベンジに燃える人もいますが、ほとんどの場合は最初の体験が楽しいほうがどんどん沼りやすいのではないでしょうか。

 じつはクルマ好きになるかどうかも、初めての愛車での体験が大きな鍵を握っていることが多いようです。最近の新車はなんでもかんでも装備が盛りだくさんすぎて、自分で手をかけていくという体験ができにくいものですが、初めての愛車というのは、ちょっとくらいダメなところがあって、それを自分で工夫して改善していくほどに、愛車との距離感が縮まって愛着が湧いていくくらいがちょうどいいのです。

 たまには、走行に支障がない程度に壊れるところがあっても、「俺がなんとかしてやるよ」なんていって、のめり込むきっかけになることもありますが、あんまり壊れすぎると逆効果。大事なときに乗っていけなかったり、お金がかかりすぎたりするので、気もちが離れてしまうことになりかねません。壊れすぎず、ほどほどに自分でいじることができ、走れば手足で操る感覚が楽しめるクルマ。それが、クルマ好きになるための初めての愛車としてふさわしい、沼れるクルマといえそうです。

 今回は具体的に、そんな条件が揃っていて現在100万円以下で買える中古車から探してみました。

 まず1台目はスズキ・アルトワークス。軽自動車アルトのハイパフォーマンス版で、軽量ボディに専用の足まわりをおごってガツンと蹴飛ばされるような強烈な加速が持ち味です。5速MTでそのまま乗っても楽しすぎるクルマですが、1990年代の全日本ラリー選手権で大暴れしていたアルトワークスのように、コツコツと自分でいじっていくのもアリ。4人乗りなので、普段の実用性もしっかり手に入ります。1999年式前後のモデルで、中古車価格が25万~50万円程度の相場となっています。

 2台目は、5人乗りのコンパクトカーでMTモデルもある楽しいクルマといえば、トヨタ・ヴィッツ。現在はヤリスという名前に変わっていますが、1.5リッターエンジン搭載で専用サスなどが剛性感のある走りを実現していたヴィッツ1.5RSは、取りまわしがいい運転しやすさと、ちょうどいいスポーティさがバランスよく備わっていて人気を博していました。

 そしてこのヴィッツは、カスタムの入門モデルとしても楽しみやすいのがいいところ。アフターパーツは山のように出まわっており、手軽に購入できるのはもちろん、DIYで自作してしまう人もいるので、1/1プラモデル並みに沼ることができます。中古車価格は2006年前後の年式で、50万円程度となっています。

 スポーツカーも射程圏内

 3台目は、どうしても運転が上手くなりたい、という人の初めての愛車におすすめしたい、初代のトヨタ86。昔は運転が上手くなりたい人の定番はマツダ・ロードスターでしたが、ふたり乗りでオープンカーだと普段使いにくいから「やっぱり狭くても後席があったほうがいい」という声が多く、2ドアですが4人乗りでFRスポーツカーである86が注目を集めています。

 2012~2014年くらいの年式で、中古車価格は50万~90万円とこなれてきているので、たくさん走って練習したい人にピッタリです。

 4台目は、小さくてもビンテージ感があって、壊れにくくて維持費が抑えられると人気が高い、ダイハツ・ミラジーノ。メッキ装飾がいい感じのエクステリアに加え、インテリアはウッドやシルバー、ガンメタなどでクラシカルな雰囲気にまとめられている軽自動車です。

 じつはこのミラジーノにも、外観やインテリアを自分好みに変えられるアフターパーツがたくさん出ており、理想の1台に仕上げていく楽しさに沼る人が続出。十分な広さの室内で実用性も高いので、長く乗り続けることができそうです。2004年式以降の中古車価格は50万円程度となっています。

 5台目は、なぜかいま、MT車に乗りたい若い世代に沼る人が増えているという、ホンダ・インテグラTYPE S。インテグラというとどうしてもサーキット向けのTYPE Rが思い浮かんでしまいますが、若い世代にはそこまでストイックに走りにこだわっていなくても、街乗りが楽しくて快適性も備えるTYPE Sのほうがしっくりくるのかもしれません。

 通勤や買い物で街乗り程度のスピードで走っていても、操る楽しさや走りの爽快感が味わえるインテグラTYPE Sが初めての愛車なら、ドライブそのものに沼ることができそうです。現在、2004年式以降の後期型のモデルが90万円前後の中古車価格となっています。

 ということで、クルマ好きになるかどうかの鍵を握る、初めての愛車。ひとことでクルマ好きといってもいろんな方向性があり、それぞれにピッタリのモデルをピックアップしてみました。

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みんなのコメント

17件
  • ハンセン
    インテのタイプSって、玉あるの?
  • tak********
    「趣味を仕事にするな」とはよく言ったもんで、車好きでも毎日車と関わっているとプライベートまで車なんてどうでもよくなってきてしまう。某カーショップに数年勤めていたが最初バリバリのカスタムカー乗っていた先輩も皆やっぱりノーマルでいいや~って普通の車に乗り換えていた。。かくいう私も。仕事辞めてまた車が趣味になってからのほうが車に愛情を注げるようになった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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