2023年までアルファロメオとしてF1に参戦したザウバーは、2026年からアウディのワークスチームとなるまでの2シーズン、『ステークF1』として活動する。彼らはスタッフの増員や施設の改善などを行なっているが、チームが改革を完了するまでにはもう少し時間がかかりそうだという。
そう語るのは、2023年9月にチームに合流し、テクニカルディレクターとして働くことになったジェームス・キーだ。彼は上記の作業がアウディ体制となる2026年シーズン開幕までには間に合わないと考えている。
■まさに”世渡り上手”。目まぐるしくパートナーを変えるザウバー……アウディ参戦までの2年間はステークF1として参戦。約30年で5メーカーとタッグ
チームの現状についてAutosportに尋ねられたキーは、次のように答えた。
「次のステップという点では、しっかりと文書化された計画がある」
「我々は既にそれに基づいて行動している。既にチームにいる人材に加え、新たな人材を迎え入れることは明らかに優先事項であり、水面下で取り組んでいるところだ」
「ガーデニング休暇があるので(獲得したスタッフの)合流には少し時間がかかる。そこは承知している。我々はただそれを待っている訳ではなく、人を増やす以外に出来ることにも取り組んでいる」
「ただ最終的に目標を達成するためには、あらゆるエリアを拡大しないといけない。プロセスの進捗にかかわらず、あらゆる箇所でステップアップしないといけない」
「それが短期的な野望であり、まさに今やっていることだ。2024年、そしてそれ以降に向けてはアンドレアス(ザイドル/ザウバーCEO)とも緊密に働いている。それがどうなるかはこれから分かることだ」
「おそらく、それらが2027年頃までに我々の目指す“完成形”になることはないだろう。やることがたくさんあるからだ。しかし2026年に近付くにつれ、はるかに良い状態になっていくだろう。そうすれば必要な一歩を踏み出すためのチャンスが得られるはずだ」
2010年から2012年にかけてザウバーに所属していたキーは、チームが良い基盤を築いていると主張する。
「チームは成長している。私が以前ザウバーにいた時は(チームが)かなり若く感じたし、ザウバーも歳をとったと感じるが、それでも実際には今もとても若いチームなんだ」
「今の株主たちの下で安定した時期を過ごせたことは、チームにとって良かったと思っている。そのような状況下で成長を遂げることができたんだ。そして今、近い将来にエキサイティングな未来に向かうためのステップを踏み出そうとしている」
「そのステップは、今あるものをまとめることで実現すると思う。私は比較的新しいチームメンバーということもあり、そのポテンシャルが見えており、埋めることができるギャップにも気付いているし、それがチーム内の才能あるスタッフや既存の施設を使って簡単に埋められることも理解している」
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