ホンダは、シルバーストン・サーキットで行なわれるF1 70周年記念GPで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンに、新たなパワーユニットを使わせることを決めた。
アルボンは、先週同じシルバーストンで行なわれたイギリスGPの際に、新しいエナジーストア(ES)とコントロール・エレクトロニクス(CE)を使った。しかし今週末には、内燃エンジン(ICE)とターボチャージャー(TC)、そしてMGU-HとMGU-Kも2基目を投入することになった。
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なおアルボンに合わせる形で、フェルスタッペンも6つのコンポーネント全てを新品に交換した。
「今シーズンのPU戦略の一貫として、このイベントでふたりのレッドブル・レーシングのドライバーに、新しいパワーユニットを投入する予定です」
ホンダはそう明かした。
「これにより、パワーユニットのマネジメントの観点で柔軟性が増すことになります。新しいパワーユニットは、これまでと同じ仕様です」
コスト削減策の一環として、ホモロゲーションを取得したPUを、各メーカーはアップデートすることができないことになっている。ただフェルスタッペンは、このF1 70周年記念GPでは、メルセデスに太刀打ちすることはできないだろうと語ってきた。
「彼らははるかに先を行っていると思う。予選で高い気温になったとしても、1秒の差を縮めるだろうか? そしてレースでは、0.5秒の差を埋めるだろうか?」
フェルスタッペンは、今週末が暑くなるとの予報を受け、そう語った。
「僕はそうは思わない。でも、これまでにも言ってきたように、僕らは諦めない。今週末にはまた良い仕事をするためにモチベーションに溢れているし、表彰台を手にしようと思っている。何が起きるか、見てもらえればと思う」
「先週末は、タイヤのパンクの問題があり、非常に予想外だった。僕はただ、チャンスを掴むためにそこにいるんだ」
なお、アルボンもフェルスタッペンも、年間で使用できるPUのコンポーネント数の上限を超えていないため、今回ペナルティを受けることはない。ただ、現時点で開催が決まっている13戦で使用が許されるのは、いずれのコンポーネントも2基までだ。
この他、ルノーのダニエル・リカルドは、今週末にICE、TC、MGU-K、MGU-Hを投入した。またレーシングポイント勢、ウイリアムズ勢、そしてメルセデスのバルテリ・ボッタスは、今回からいずれも新品のMGU-Kを使うことになっている。
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