ホンダの米国現地法人アメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス )は2023年7月26日、BMWグループ、ゼネラルモーターズ、ヒョンデ、キア、メルセデス・ベンツ・グループ、ステランティスN.V.の計7社で、北米でのEVの普及加速を目指し、アメリカとカナダでEV用高出力充電網を新たに構築する合弁会社設立に合意したと発表した。
新たな合弁会社は2023年内の正式設立を目指している。アメリカでは、2030年にはEVの販売比率が50%を超えると予想されており、EVの普及拡大には、信頼性の高い充電インフラの整備が課題となっている。
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今回設立が合意されたこの合弁会社は、2024年の夏に米国で最初の充電ステーションを開設し、大都市圏や主要幹線道路沿いから順次充電網を拡大して行く計画だ。ステーション内には高出力のDC充電器を複数設置し、充電規格であるCCS、NACSに対応するあらゆる自動車メーカーのEVが充電可能となる。
また消費電力は、環境に配慮し再生可能エネルギーのみでまかなう予定なのだ。今後、米国とカナダで少なくとも3万基の充電器を設置することで、EVユーザーが利用しやすい高出力充電網の展開を目指すとしている。
充電ステーションはユーザーにとって利便性の高い場所に設置され、信頼性の高い充電サービスを提供する。また各ステーションには、日除けの屋根やトイレを設置し、飲食、物販サービスを提供するほか、より充実したサービスを提供するフラッグシップ型の充電ステーションも、一部展開されることになっている。
また、充電ステーションの予約や決済などは、この合弁会社に参画する自動車メーカーの車載システムやアプリを通じてシームレスに利用可能とし、さらに、プラグ&チャージ技術(充電ケーブルを接続するだけで認証、課金されるシステム)も活用するなど、利便性が高いEV充電サービスを提供していくことを目指すとしている。
合弁に参画する自動車メーカー7社連名による発表:https://hondanews.com/en-US/honda-corporate/releases/release-13f25e90cfe47cd58453f1f71030c39f-seven-automakers-unite-to-create-a-leading-high-powered-charging-network-across-north-america
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ホンダ 公式サイト
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この7社とってもインフラ法の補助金が出るのでそんなに負担ではないだろう。