MotoGP第4戦カタールGPが終了したばかりだが、ヤマハは今週、開発中のV4エンジンを初めてヨーロッパのサーキットでテストする予定だと分かった。
ヤマハは現在参戦メーカーの中で唯一直列4気筒エンジンを使っているが、長年最高速不足をライダーから訴えられる中で、エンジニアはライバルと同じV4エンジンへの変更を含む代替案を検討するようになった。
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V4エンジンの開発を行なっているのは、ヤマハ側も認めていることだ。チームは今年初めに、マレーシアのセパン・サーキットで初めてV4エンジンを走らせたが、それはまだ初期バージョン。電子制御を含め、まだまだ多くの作業が残されていた。
そして4月15~16日にかけて、ヤマハはバレンシアでプライベートテストを実施。そこでV4エンジンが試されるようだ。なおこのテストは、アウグスト・フェルナンデスとカル・クラッチローが担当する見込みだ。
またヤマハは当初、ヘレス・サーキットでのテストを予定していた。ただ春先の洪水被害によるサーキットの一時閉鎖と、グランプリ開催2週間前はテスト禁止となる規則によって、テスト実施場所がバレンシアへ変更されたようだ。
ヤマハはV4エンジンの開発に際して、アンドレア・ドヴィツィオーゾを起用して数ヵ月前から準備を進めていたが、ドヴィツィオーゾが鎖骨を骨折してしまったため、走れる状態ではなかった。
ヤマハのマネージングディレクターであるパオロ・パヴェジオは今年2月、motorsport.comに対してV4エンジンの可能性について次のように語っていた。
「V4エンジンのバイクが今使っているモノよりも良いとなったなら、我々はそれを投入するだろう」
「2025年にV4へ変更すると考えるのは、現実的ではない。(V4の)バイクをオフィシャルライダー達に手渡すときには、それが良いレベルにあると我々が確信している必要がある」
なおMotoGPは2027年にエンジンの850cc化を含む新規則を導入予定で、2025~2026年にかけてはエンジン開発が凍結されている。ただヤマハは優遇措置を受けるメーカーであるため、現在もアップデートが許される立場となっている。
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