DRS区間で他を圧倒するスピードを見せているレッドブルについて、アストンマーチンF1のパフォーマンスディレクターであるトム・マッカローは、他チームがその領域で追いつくのは簡単ではないと考えている。
2022年シーズンに現行レギュレーションが導入されて以降、レッドブルがDRSを開いた時に他チームよりも多くのストレートスピードを稼いでいるのは明らかだった。
■レッドブルの持つDRSアドバンテージ、ライバル達の解明が遅れたのは「驚きだ」と技術幹部
レッドブルを追うライバルチームと同様に、アストンマーチンもレッドブルに匹敵するDRS性能を実現すべく空力開発を行なってきた。2023年シーズン最終戦アブダビGPでAMR23に新型リヤウイングを投入したのも、その一環だ。
「去年の時点で、レッドブルのDRSが非常に強力であるのに気付いた。各チームがそれを踏襲したような格好だ」
マッカローはそう説明する。
「昨年のジェッダ(サウジアラビアGP)で、初めてみんなが『かなり大きなDRS効果だ』と騒いでいたのを覚えている」
「マシン後部全体の相互作用、ディフューザー、ビームウイング、リヤウイング、メインプレーン、フラップ、ブレーキダクトにかかるダウンフォース……これら全ての相互作用は、明らかに前世代のマシンとは全く異なる」
「安定した空力プラットフォームを確保することで、ポーパシングやその他の望ましくないことが発生するのを避けつつ、多くのダウンフォースを得ることができる。しかしDRSオープン時に、できるだけ多くのリーチが得られるようにするのが目標だ」
「我々は当初、特に強いモノ(DRS)を持っていなかったから、安定性を保ちつつ強化するため、計画的に開発を進めたのだ」
またマッカローは、DRS効果を最適化する上で、安定性と性能の妥協点を探るのが容易ではなかったと語った。
「マシン後方にあるパーツは全て連動している」とマッカローは言う。
「そしてレギュレーションの中でできることは限られている。ダウンフォースを増やしつつ空気抵抗を抑えるということを常にやっているのだ」
「その上、DRSの効果を高めて、それら全てを上手く機能させることは空力チームにとっての挑戦なのだ」
「この領域で激しい開発が行なわれているのはそれ故だ。我々だけはなく、他チームもそうしている」
そしてマッカローは、アブダビGPでテストされたリヤウイングについて次のように説明した。
「我々としては、今年の終わりにマシンへ投入することは、風洞やCFDで確認されたモノやマシンごと、シーズンごとの相関関係を作る上で重要だった。そして、ウイングは上手く機能している」
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