眼光鋭い2灯LEDのマスクをデザインアイコンに、Y-AMT仕様も新ラインアップに加わる新型MT-07
2014年に初代が発売されたMT-07は、並列2気筒689ccエンジンを搭載するネイキッドスポーツモデルとして好評を得てきた。ヤマハはその2025年モデルを4世代目として進化させ、世界市場に投入すると発表。注目は、先にMT-09に初採用されたクラッチレス変速機構のY-AMT(ヤマハ・オートメーテッド・マニュアル・トランスミッション)の搭載仕様がラインアップに加わること。加えて、デザインや各種機能を刷新した新型MT-07だが、その大きな特長は以下のとおり。
【画像15点】外観も中身もブラッシュアップしたMT-07をしっかりチェック!
●クルーズコントロール付きY-AMTオプション
●新しいライディングポジションを備えたコンパクトな新しいスタイル
●再設計された2機能LEDヘッドランプユニット
●スマートフォン接続とナビゲーションを備えた新しい5インチフルカラーTFT液晶パネル
●トラクションコントロールと3つのパワーモード(ストリート、スポーツ、カスタム)を含む電子ライダーエイド
●Yamaha Ride Control(YRC)設定でカスタマイズ可能な乗り心地
●剛性が最適化された新しいフレームとスイングアーム
●ハンドルバーとフットペグの位置を変更し、より魅力的なライディング体験を実現
●新しいラジアルマントの4ピストンフロントブレーキキャリパー
●新型41mm倒立フロントフォークとリアサスペンションユニット
●音響増幅技術によって最適化されたエンジンサウンド
●最新のEU5+に対応した水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブのCP2・689ccエンジン
●ダンロップ スポーツマックス タイヤを装着した軽量SpinForgedホイール
●スムーズなダウンチェンジを実現するA&Sクラッチ
●新しい操作スイッチと緊急停止表示機能付きの自動キャンセルウインカー
有機的な2眼LEDヘッドライトとしたフロントセクションを筆頭に、車体デザイン、ライディングポジションにも手が加わり、剛性の最適化された新設計フレームとスイングアームも採用。Y-AMT仕様にも興味が湧くが、走りにもデザインにも磨きがかけられたMT-07に期待大。なお、日本導入時期と価格には発表されていないが、ヤマハ新ミドルネイキッドとして間もなくラインアップに加わるのは間違いない。
なお、新型MT-07のカラーリングはアイスストーム、アイコンブルー、テックブラックの3色展開となる模様。
MT-07主要諸元(欧州仕様)
※< >内はY-AMT
■エンジン 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク80.0×68.6mm 総排気量689cc 圧縮比11.5 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力54kW(73.4ps)/8750rpm 最大トルク68Nm(6.9kgm)/6500rpm
■変速機 6段リターン
■寸法・重量 全長2065 全幅780 全高1110 軸距1395 シート高805(各mm) キャスター24°20′ トレール93mm タイヤF120/70ZR17 M/C 58W R180/55ZR17 M/C 73W 車両重量183<186>kg
■容量 燃料タンク14L エンジンオイル3.0L
■車体色 アイスストーム、アイコンブルー、テックブラック
まとめ●モーサイ編集部 写真●ヤマハ発動機
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