BMW M2 CS Racing
BMW M2 CS レーシング
カスタマー用レーシングカー「BMW M2 CS レーシング」、デイトナ24時間で公開
2021年からの投入を目指しテストは最終段階へ
BMWがカスタマーモータースポーツ用に開発する「M2 CS レーシング」のテストが最終段階に入った。
BMW Mカスタマーレーシングは、先週末に開催されたアメリカのデイトナ24時間レースで、M2 CS レーシングを公開。このM2ベースのレーシングカーは、近年プライベーターから絶大な人気を集めた「M235i レーシング」と「BMW M240i レーシング」の成功を引き継ぐモデルになる。
今回のデイトナ24時間では、M2 CS レーシングの発表・展示に加えて「M8 GTE」「M6 GT3」「M4 GT4」という3台のBMW製レーシングカーが活躍。そんな中、M2 CS レーシングはBMW M エクスペリエンス・トラックに隣接するイベントエリアに展示された。
BMWグループのモータースポーツディレクターを務めるイェンス・マーコートは、M2 CS レーシングについて以下のようにコメントした。
「BMWのレーシングカーは、1970年代から北米を舞台にコンスタントに活躍し、ファンを興奮させてきました。そして、多くのカスタマーチームがBMW製GTレーシングカーで無数の勝利とタイトルを獲得してきました。その歴史はM2 CS レーシングにも受け継がれます。2021年以降、M2 CS レーシングが北米のモータースポーツシーンにおいて新たな歴史の1ページを追加することを目指します」
カスタマーサポートはBMW M GmbHの担当に
そして、2020年シーズンから北米におけるカスタマーレース用レーシングカーの販売とサポートは、BMW M GmbHが担当する。BMW M GmbHのセールス&マーケティング責任者を務める、トーマス・フェルベマイヤーは今回の決定について以下のようにコメントした。
「北米はBMW M GmbHにとって最も大切なマーケットです。このアメリカの地で、M2 CS レーシングをエントリーレベルのレーシングカーとして発表することが重要でした。このモデルは従来のレースイベントだけでなく、クラブレースやサーキット走行会などにも参加できます。北米には多くの忠実なBMWファンとカスタマーがいて、彼らは私たちと感情的なつながりを共有しています。北米市場に新たなレーシングカーを投入することは多くの可能性を生むでしょう」
デイトナでの発表後、M2 CS レーシングはマイアミ郊外で行われたBMW北米ディーラーカンファレンスにおいても公開された。さらに3月初旬には、テキサス州オースティンで開催される、TCアメリカシーズン開幕戦でも披露される予定だ。2021年シーズン以降には、カスタマーチームに供給されることになる。
「今後、さまざまなイベントで、ファン、カスタマー、BMWのディーラーなどに、M2 CS レーシングをじっくりと見てもらうことを楽しみにしています。必ず、彼らはこの素晴らしいレーシングカーを愛してくれるはずです」と、フェルベマイヤーは付け加えた。
最高出力365hpを発揮する3.0リッター直6ツインパワーターボ
今回、初めて公開されたM2 CS レーシングは、エントリーレベル向けマシンとして最適化されたスペックが与えられている。
パワーユニットはBMW Mツインパワーターボ・テクノロジーを採用した「S55」2979cc直列6気筒エンジンを搭載。モータースポーツ用コンピューターの採用により、最高出力はベースモデルの280hp(205 kW)から365hp(268kW)にまでパワーアップ、最大トルクは550Nmを実現した。ギヤボックスは7速デュアルクラッチ・トランスミッションが組み合わせられる。
もうひとつのハイライトが、エンジンマネージメントだ。M4 GT4と同様に、将来的なパワースティックを介したコントロールを想定したシステムを採用。参戦するシリーズ規定に合わせて、パフォーマンスレベルを設定・プログラミングできるような仕様となっている。
また、通常仕様に並行して、エンジンの最高出力が450hpまでパワーアップされたM2 CS レーシングのアップグレード版も開発されている。こちらは北米で急速に人気を高めているクラブレーシング・セグメントに向けて魅力的な選択肢になりそうだ。
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