2021年FIA F3開幕ラウンドのレース1がスペインのカタルニア・サーキットで行なわれた。優勝したのはアレクサンダー・スモリャル(ARTグランプリ)だった。
FIA F2、そしてF1へのステップアップを目指す30人の若手が競い合うFIA F3がついに開幕した。今季はレースウィークの土曜日にふたつのスプリントレースを行ない、日曜日にフィーチャーレースを行なう3レース制に変更された。それに伴いグリッドの決定方法も複雑となり、予選でトップタイムを記録したデニス・ハウガー(プレマ)はレース3のポールポジションを確保し、リバースグリッドのレース1は12番グリッドからのスタートとなった。
■次代のF1候補生“岩佐歩夢” 第1回:レッドブル育成として臨むFIA F3では「優勝狙える」と自信
レース1のポールポジションは予選12番手のジョニー・エドガー(カーリン)。その隣にはスモリャルが続いた。今季からレッドブルジュニアの一員としてこのカテゴリーに参戦する昨年のフランスF4チャンピオン、岩佐歩夢(ハイテック)は19番グリッドに並んだ。
スタートではPPのエドガーがホールショットを決めたが、4周目にスモリャルが追い付き首位交代。そのままスモリャルがリードを広げていった。エドガーはその後もライバルから追い立てられる形となり、クレメント・ノバラク(トライデント)、カイオ・コレット(MPモータースポーツ)、ローガン・サージェント(チャロウズ)に交わされてしまった。
岩佐はレース序盤から大きな集団の後ろ、16番手につけて様子を伺っていった。そしてアーサー・ルクレール(プレマ)がトラブルで戦線離脱した後、岩佐はファン・マヌエル・コレア(ARTグランプリ)をオーバーテイクして14番手に順位を上げた。
そんな中、オリバー・ラスムッセン(HWA)が最終コーナーでコースオフしストップ。残り3周というタイミングでセーフティカーが出動する事態となった。最終的にリスタートが切られることはなく、セーフティカー先導の下、スモリャルがシリーズ参戦2年目にして初のトップチェッカーを受けた。2位は同じく2年目のノバラク、3位はルーキーのコレットだった。
岩佐はスタートから徐々に順位を上げていき、レース2のポールポジション(レース1の12位)にあと少しまで迫っていたが結果的に14位フィニッシュとなった。これでレース2は14番グリッド、レース3は19番グリッドからのスタートが確定した。
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