5月20日(木)に開幕するF1第5戦モナコGPを前に、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅がチームのプレスリリースに意気込みを寄せた。
角田は開幕戦で9位入賞を果たして以降は苦しい週末が続いており、3戦連続でポイントを獲得できていない。第4戦スペインGPではQ1敗退となった予選後にフラストレーションをあらわにする場面も見られ、「チームメイトと同じクルマかどうか疑問だ」とコメントしたことに対して謝罪するという一幕もあった。
■Q1敗退の角田裕毅、『同じクルマか疑問』発言を謝罪。「自分のパフォーマンス不足に腹が立っていた」
「スペインは僕にとっては特に難しい週末となったので、モナコを楽しみにしています」
角田はそう語った。
「予選でもミスをしてしまいました。自分のドライビングにも満足していませんが、このようなことが起こり得るということを受け入れ、前に進まないといけません。F1ではここまで4レースを戦っただけなので、今は気持ちをリセットして、自分の走りをすること、できる限りマシンに適応することに集中しています」
11日には21歳の誕生日を迎えた角田。「特別なことはしていません。朝に綿棒を使ってCOVIDの検査をして、その後ジムに行って……普通の1日でした!」とコメントしたが、これを期に流れを変えたいところだろう。
角田にとって、モナコはこれが初体験となる。FIA F2では例年モナコでレースが行なわれているが、角田が参戦した2020年シーズンはコロナ禍の影響でF1モナコGP自体が中止となり、それに伴いサポートレースのF2も行なわれなかったのだ。
ただ角田は2019年にF3マカオGPに参戦しており、ストリートサーキットの経験が全くない訳ではない。そういう点でも彼はあまり心配していないようだが、予選・決勝で好成績を残すためには、ミスなくセッションをこなしてできる限り早く適応していくことが重要だと語った。
「僕はこれまでモナコでレースをしたことがありませんが、マカオを走ったことはあるので、ストリートサーキットの経験自体はかなりあります」と角田。
「モナコのようなストリートサーキットでは全く異なるアプローチが必要です。トラックコンディションの向上も大きな要因で、非常にグリップが低い状態から始まり、セッションごとにグリップの状態が変化していきます。走行時間をフル活用するために、FP1やFP2ではミスをしないことが鍵になります」
「今週末はいつもと違うことが多く、木曜にフリー走行をして金曜は走らないことをスペインに来てから知りました。集中力を切らさないようにしないといけませんが、うまく対応できると思います。準備のためにシミュレータでたくさんの時間を費やしてきました」
「僕たちのマシンは低速コーナーで必ずしも速いという訳ではないですが、例えマシンが重要だったとしても、それ以上に僕がどれだけこのコースに適応できるかだと思います。フリー走行ではエンジニアにできるだけ良いフィードバックをして、セットアップを仕上げながら、自分の走りにも集中したいです。予選ではマシンに自信を持っていることが大切ですし、これは他のサーキット以上に重要なことです」
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