F1第11戦ハンガリーGPは、高いダウンフォースが要求されるハンガロリンクが舞台ということもあって、レッドブルがメルセデスに対してアドバンテージを持っているのではないかと見られていた。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はFP1では僅差でメルセデス勢を抑えてトップタイムをマークしたものの、FP2ではマシンバランスに苦労し、3番手に甘んじた。
マシンバランスに苦しんでいた無線について訊かれたフェルスタッペンは、問題は簡単ではないもののそれほど深刻なものではないと話した。
■【F1動画】2021年第11戦ハンガリーGPフリー走行2回目ハイライト
「FP1からFP2にかけていくつかの調整を行なっただけだ。だからどこが機能していて、どこがうまくいかなかったのか調べる必要がある。路面も非常に熱かったので、決して簡単ではないけど、これから見ていこうと思う」
「1周のアタックだけでなく、ロングランでも改善する必要がある。調べるべきことはたくさんあるけど、特にショッキングなことはない」
FP2では、トップタイムを記録したバルテリ・ボッタスと0.298秒差をつけられたフェルスタッペン。メルセデスとの差について、驚きはなかったかと訊かれると、彼は大きな問題ではないと答えた。
「いいや、克服できないほど大きな問題じゃない。ただ、今日のような気温では簡単にはいかないので、あらゆることを分析する」
ハンガリーGPの2日目以降は、天気が悪化する予報も出ており、これによりまた状況が変わる可能性もある。フェルスタッペンは力強い週末になると思うかと訊かれると、「もちろんだ」と語った。
「天候だけが理由ではないけど、もちろんだ。でも、どうなるか見てみよう」
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