ルノー・ジャポンは、ルノーのスポーツモデルの開発や、モータースポーツ分野の活動を担ってきたルノー・スポールの名を冠する最後のモデルとなる限定車 メガーヌ R.S. Ultime(ウルティム)を、今年日本に導入する。日本での販売台数、仕様、価格等は、今後公表される。
メガーヌ R.S. ウルティムは、ルーフとボンネットに配されたロザンジュをモチーフとしたブラックマットストライブ、ブラックアウトされたロゴ、ブラックの「フジライト」ホイールの採用によって、スポーティさが強調されたエクステリアで、トルセン®LSD、 前輪アルミ製ハブ/鋳鉄製スリット入りブレーキディスクなど、メガーヌ R.S. トロフィーをベースとしている。インテリアにはセンターコンソールに、ルノー・スポールモデルのテスト/開発ドライバーで、ニュルブルクリンク市販FF車の最速記録を持つロラン・ウルゴンのサイン入りシリアルプレートが装着される。ボディカラーは「ブラックパールブラック」、「パールホワイト」、「トニックオレンジ」、「シリウスイエロー」の4色展開となる。
【ニューモデル情報】ルノースポール(RS)のロゴを持つ最後のパフォーマンスモデル ルノー メガーヌR.S.ウルティム登場
「 メガーヌ R.S.は、私の15年に及ぶルノー・スポールでの仕事を象徴するモデルです。メガーヌ 2 フェーズ2の登場以降、前輪駆動スポーツカーのリーダーであり続けるために、車の性能を絶えず向上させてきました。ニュルブルクリンクでの最速記録は、忘れられない挑戦であり、情熱、アドレナリン、興奮に満ちたものでした。そして今、メガーヌ R.S. ウルティム…、私はこの素晴らしい物語の最後を飾るバージョンにサインできることを特に誇りに思います。」 ルノー・スポール テスト/開発ドライバー ロラン・ウルゴン
ルノー・スポールが設立された1976年にちなんで、全世界で1976台が販売される。日本仕様は、EDCとMTの導入を予定しており、価格は600万円台中盤となる模様。また、メガーヌ R.S. ウルティムの欧州での発売に伴って、メガーヌ R.S.及びメガーヌ R.S. トロフィーは生産を終了し、これらモデルの日本在庫がなくなり次第、日本での販売も終了となる。
ルノー・スポールは1976年に設立され、ルノーのスポーツモデルの開発や、F1を始めとする モータースポーツ車の開発を行う部門として活動してきたが、今後はルノーグループの新たなスポーツブランドであるアルピーヌに引き継がれることとなった。
Text:アウトビルトジャパンPhoto:ルノー・ジャポン
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