現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型日産フェアレディZ、日本仕様が初公開 東京オートサロン2022

ここから本文です

新型日産フェアレディZ、日本仕様が初公開 東京オートサロン2022

掲載
新型日産フェアレディZ、日本仕様が初公開 東京オートサロン2022

日産を代表するフェアレディZ

日産GT-Rと並び、同社を代表するモデルの1つである日産フェアレディZ。

【画像】よくぞコンセプトとほとんど変わらずに出てくれました【新旧モデルを比較】 全95枚

源流をたどれば1952年に登場したダットサン・スポーツDC-3まで遡り、そこからダットサン・スポーツ、ダットサン・フェアレデー(フェアレディ)を経て、1969年にフェアレディZとして初代となるS30型が登場したということになる。

この初代フェアレディZは、日本はもとより海外、特に北米地域で大人気車種となり、日産およびダットサン・ブランド大躍進の立役者となった。

直接的なライバルとなる欧州製のスポーツカーに比べて安価であったことはもちろんだが、丈夫で信頼性の高いL型エンジンを搭載していたことも、アメリカで人気と信頼を勝ち取る理由の1つと言えるだろう。

1978年に登場した2代目モデルからは、オープンエアモータリングも楽しむことができる「Tバールーフ」仕様を設定。

これはオープンカー需要の高い北米市場からの声があったことももちろんだが、源流となるダットサン・スポーツ~ダットサン・フェアレディがオープンモデルであったことを考えると源流に戻ったとも言える。

結局Tバールーフ仕様は4代目モデルまで存在し、4代目モデルではTバールーフ仕様と共にコンバーチブルが復活。

このコンバーチブルモデルは6代目の前期型まで継続して設定されていたことも記憶に新しいところだろう。

新型フェアレディZ、いよいよ発表

2年振りのリアル・オートサロンとなった会場で発表となった日本仕様の新型フェアレディZ。

残念ながら細かな仕様までは発表とならなかったが、右ハンドル仕様となった姿を見ることができただけでもワクワク感が止まらないのは筆者だけではないハズ。

詳細については公開され次第お伝えしていきたいが、現段階で判明していることは、スカイライン400Rにも搭載されたVR30DDTT型3L V6ツインターボエンジンが搭載され、日産車として最後となるかもしれない純ガソリンエンジン+3ペダルMT(6速MT)が設定されるという点。

またオートマティック車は従来の7速から9速へと更なる多段化がなされ、GT-Rと同形状のパドルシフトが採用される点や、ローンチ・コントロールが標準搭載される点がトピックとなっている。

そして、今回のオートサロンでは触れられなかったが、従来型に存在していたコンバーチブルモデルや、ハイパフォーマンスモデルとなる「ニスモ」が登場するのかも気になるところ。

いずれにしてもオートサロンでの新型フェアレディZの注目度を見る限り、スポーツカーへの熱気はまだまだ衰えていないと感じられる。

カーボンニュートラルが叫ばれる昨今ではあるが、日産のイメージリーダーとしてもフェアレディZの名前が今後も末永く続くことを祈りたいものである。

こんな記事も読まれています

ビモータが2025年からSBKに復帰。カワサキZX-10RRのエンジンを使用も、ライムグリーンのKRTは今季限りに
ビモータが2025年からSBKに復帰。カワサキZX-10RRのエンジンを使用も、ライムグリーンのKRTは今季限りに
AUTOSPORT web
【MotoGP】クアルタラロ、ヤマハの復活に向け「ファクトリーの延長線上にあるサテライト確保が重要」
【MotoGP】クアルタラロ、ヤマハの復活に向け「ファクトリーの延長線上にあるサテライト確保が重要」
motorsport.com 日本版
新型「セダン」2台×「SUV」2台 日産がコンセプト4車種相次ぎ発表 北京モーターショー
新型「セダン」2台×「SUV」2台 日産がコンセプト4車種相次ぎ発表 北京モーターショー
乗りものニュース
日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
レスポンス
【ホンダ】バイクミーティングイベント「HondaGO BIKE MEETING 2024」をモビリティリゾートもてぎで6/2に開催!
【ホンダ】バイクミーティングイベント「HondaGO BIKE MEETING 2024」をモビリティリゾートもてぎで6/2に開催!
バイクブロス
ガガガガ、ズサーッ 島内最長トンネル貫通の瞬間 2年遅れも洲本バイパス全通へ向け
ガガガガ、ズサーッ 島内最長トンネル貫通の瞬間 2年遅れも洲本バイパス全通へ向け
乗りものニュース
メルセデスベンツ GLCクーペ、PHEVモデルを追加…EV走行距離118km
メルセデスベンツ GLCクーペ、PHEVモデルを追加…EV走行距離118km
レスポンス
新しくもどこか懐かしい? 「愉しむためのBEV、時代が変わる予感」 ヒョンデ・アイオニック5N
新しくもどこか懐かしい? 「愉しむためのBEV、時代が変わる予感」 ヒョンデ・アイオニック5N
AUTOCAR JAPAN
フェルスタッペン陣営との交渉を仄めかすメルセデスF1に対し、レッドブル代表は不満「チームのことに時間を費やすべき」
フェルスタッペン陣営との交渉を仄めかすメルセデスF1に対し、レッドブル代表は不満「チームのことに時間を費やすべき」
AUTOSPORT web
ポルシェ964型「911」が2億円オーバー!!「シンガー」が手掛けたレストモッドは「911カレラRS 2.7」のオマージュでした
ポルシェ964型「911」が2億円オーバー!!「シンガー」が手掛けたレストモッドは「911カレラRS 2.7」のオマージュでした
Auto Messe Web
ホンダ オデッセイ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
ホンダ オデッセイ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
GAERNE/ガエルネのオフロードブーツ「Gアドベンチャー」がジャペックスから発売!
GAERNE/ガエルネのオフロードブーツ「Gアドベンチャー」がジャペックスから発売!
バイクブロス
アジアン・ル・マン・シリーズの2024/25年カレンダーが発表。3カ国で計6レースを開催へ
アジアン・ル・マン・シリーズの2024/25年カレンダーが発表。3カ国で計6レースを開催へ
AUTOSPORT web
悪天候のNZ初開催地で地元の英雄ハイムガートナーが初勝利。ブラウンも僚友を撃破/RSC第3戦
悪天候のNZ初開催地で地元の英雄ハイムガートナーが初勝利。ブラウンも僚友を撃破/RSC第3戦
AUTOSPORT web
メルセデスF1、2026年のフェルスタッペン獲得を計画か。マネージメント陣との交渉を示唆
メルセデスF1、2026年のフェルスタッペン獲得を計画か。マネージメント陣との交渉を示唆
AUTOSPORT web
アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.34 お宝発見ツアーIN群馬編 Part3
アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.34 お宝発見ツアーIN群馬編 Part3
AutoBild Japan
キジマからレブル 250/S/500(’17~)用の「リーチタイプシート プレーン」が発売!
キジマからレブル 250/S/500(’17~)用の「リーチタイプシート プレーン」が発売!
バイクブロス
日本展開もイイんじゃない? 三菱欧州向けコンパクトSUV「ASX」デザイン変更 MTもDCTグレードも
日本展開もイイんじゃない? 三菱欧州向けコンパクトSUV「ASX」デザイン変更 MTもDCTグレードも
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

539.9920.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.03300.0万円

中古車を検索
フェアレディZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

539.9920.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.03300.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村