心臓部はL28改3.0Lウェーバーキャブ仕様!
若い頃の気持ちを思い出してサンマルをゲット!
「昔乗っていたZの味が忘れられず3年前に240ZGで復活!」スローに楽しむS30チューニングライフ
1969年にデビューした初代フェアレディZ。国内はもとより北米を中心にした全世界で大ヒット、世界で55万台も販売されたという。そんな名車に憧れるクルマ好きは後を絶たず、ここで紹介するオーナーもその一人だ。
これまでたくさんのクルマを乗り継いできたが、昔乗っていたZの味が忘れられず、3年ほど前にこのサンマル(240ZG)を新たに入手! それ以来、メンテナンス&チューニングを楽しみながらカーライフを満喫中とのこと。
「何がいいって、やっぱりサンマルのスタイルは最高ですよね」とはオーナー。
オーナーが惚れ込むエクステリアは、ナローボディにリヤスポイラー、レンズカバーなどストリートチューンの王道スタイル。当時のことを知る世代なら納得するであろう、ツウ好みの仕上げとなっている。
エンジンは無理なく楽しめるL28改3.0L仕様に換装され、軽快な走りを実現。チューンドL型エンジンなら300psは当たり前とされる時代に「出力は250ps程度かな?」と謙遜するが、キャブレターのサイズ(ウェーバー50φ)や作り込みの様子からして実際にはもっとパワーも出ていそうだ。
ステアリングは純正オプション扱いであったダットサンコンペ。オートメーターのモンスタースポーツコンプ(タコメーター)を装備し、3連メーターもオートメーター製で手前から水温・油温・年圧が純正を廃しセットされる。その他、シフトランプの装備など当時のゼロヨン系チューンの雰囲気が漂う。ちなみに、前期モデルのスピードメーターは純正で280km/hだ。
今後は旧車の弱点でもある点火系をキッチリと煮詰めながら、愛車との付き合いを続けていきたいとのことだ。
●取材イベント:ADVAN ALL Fairlady Z Meet(2019.5.5)
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