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S耐第7戦富士に突如出現した黒い球体『イマーシブドーム』って? 次世代コンテンツに潜入してきました

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S耐第7戦富士に突如出現した黒い球体『イマーシブドーム』って? 次世代コンテンツに潜入してきました

 11月16~17日、静岡県の富士スピードウェイにて開催されたENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第7戦『S耐ファイナル富士』。最終戦にふさわしい催しが多数ですが、イベント広場に突如出現した黒い球体に実際に潜入体験してきたのでその模様をお届けします。

 今年のスーパー耐久は、レースもさることながらS耐横丁や大人気すぱーくグッズの販売など新しい試みが満載でした。最終戦ではシーズン最後にふさわしい『スーパーガレージセール with S耐横丁』や『フジニックフェス』が開催され、前年比121.5%の3万2200人を動員する大盛況ぶり。その模様は予選日に別記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください。

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 さて、冒頭でも触れましたが、スタンド裏には一際目を引くような黒い球体が設置されており、「これは一体なんだ?」と思った方も多いはず。この正体はTOYOTA GAZOO Racingさんが日本で初展示していた屋外対応移動式ドームテント『DIVE into RACING イマーシブドーム』です! と言われても、いまいちピンとこない方のために少しご説明を。

 “イマーシブ”とは、全方位からの音響と映像体験の相互作用によって、立体的な没入感を得るコミュニケーション技法のこと。モータースポーツおよびスーパー耐久の魅力を新しい形で発信することを目的とされており、レース現場で約1年間かけて収集された音と映像を駆使して体験する人にスリルやスピード感、臨場感を与えてくれるというもの。外観はまさに黒い球体ですが、最先端技術がふんだんに詰め込まているわけです。

 少し前置きが長くなりましたが、そんな貴重な日本初の未体験ができる『DIVE into RACING イマーシブドーム』を実際に体験してみた第一印象は「テーマパークにあるアトラクションみたいで楽しい!」です。中に入ると座椅子が設置されていて、座りながら見上げて映像を見る形なので、一番想像しやすいのはプラネタリウムを見ている感覚ですね。

 映像としてはスーパー耐久のものが映し出され、ドライバー目線での走行シーン、タイヤ交換の様子をメカニック目線で楽しめます。他にもクラッシュシーンにおけるオフィシャル目線など少しセンシティブなシーンもありますが、なかなか体験できないレース現場の臨場感溢れるシーンが満載です。大人から子供まで楽しめるようになっていて、幅広い世代が魅力を存分に五感で楽しむことができるような素敵な空間でした。そのこともあり、決勝日のお昼は行列ができるほどで、スーパー耐久の大人気マスコットキャラクター“すぱーく”も興味津々なご様子。

 また、今回は球体でしたが、実は形を変えたりいくつかのドームを合体させることも可能で、様々な仕掛けも隠されているようです。今後もさまざまなイベントや会場への出展を検討しているとのことで、今回は始まりに過ぎませんし、さらなるパワーアップも期待できる胸弾むコンテンツです。来シーズン以降もどこかで展示されていた際には、初めての方もすでに体験済みの方もぜひ体感して楽しんでみてください。

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