富士スピードウェイで開催されている2021スーパーGT第8戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE』。11月27日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也と山下健太が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
大嶋和也
Q1担当/ベストタイム:1分26秒585
「路面温度が低くなってきていて、タイヤ的にもウォームアップが結構厳しいだろうなというのは予想していたので、早めにピットから出て行きました。ですが、想定していたよりもウォームアップが遅く、ギリギリでアタック1周目が終わった後にチェッカーを受けました」
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「その次の周は全然グリップも高く、十分ポールポジションを狙えるくらいのフィーリングを感じていたので、それだけチームに伝えて、内圧とタイヤの温め方など、そのあたりをしっかりとやっていけば、山下選手が十分ポールポジションを狙えるだろうなと思ったので、僕的にはヒヤッとはしましたが、無事に1周目でQ1を通過できるタイムが出せたのでよかったなと思います」
「本当にとてつもなく運がよければタイトルを獲れるのかもしれないですが、現状(ランキングトップの)NSX3台がみんな下位に沈むということはなかなか想像できないと思うので、とにかく自分たちのレースに集中するしかないかなと思っています」
「昨年からファンの方たちとの距離ができてしまい『本当に残念だな』という気持ちもありましたし、そんななか『みんな本当にレースを見てくれているのかな?』とたまに不安になることもありました。ですが、緊急事態宣言も解除され、たくさんの人が応援に来てくれているので本当にありがたいと思っています」
「僕らはチャンピオンに届かないかもしれませんが、とにかく最終戦は優勝で決めていくので、楽しいレースを見せてみなさんに恩返ししたいなと思っています」
山下健太
Q2担当/ベストタイム:1分25秒764
「本当にチームがいいクルマを用意してくれて、今日の走り初めから調子が良く、練習から他車よりも速いタイムを出すことができたので、ポールポジションを獲得できるかなと思っていました」
「そこからまたさらにQ1でセットアップを変更したり、(Q1を担当した)大嶋選手がクルマを評価してくれていい方向に行きました。ウォームアップの仕方も教わっていたので、いろいろと調子が良かったことがさらに良くなりポールポジションを獲れたという感じです。自分のアタック自体は完璧ではなかったですが、クルマが速かったです」
「チャンピオン争いはちょっと厳しいのですが、今年はGRスープラ勢がだいぶ苦戦気味なシーズンを送ってきたので、最後は勝って終われば来年にも繋がると思いますし、ここまで来たら勝たないといけないと思うので、しっかりと勝って来年に繋げたいと思います」
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