アプリリアのアンドレア・イアンノーネは2019年シーズン開幕戦カタールGPには“多くを期待していない”と話している。
昨シーズン限りでスズキを離れ、アプリリアへ移籍したイアンノーネ。彼は2月下旬に行われたカタールテストをチームメイトのアレイシ・エスパルガロから4つ下の18番手タイムで終えた。
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イアンノーネはドゥカティとスズキ、ふたつのファクトリーマシンを乗り継いで来たが、アプリリアのマシンを始めてテストした時、良い意味での驚きがあったと言う。
しかし、イアンノーネは最高峰クラスで上位に食い込むには時間が必要だと認めている。
「あまり多くは期待していない」と彼はカタールGPについて話す。
「僕は常にポジティブな人間だ。だけど、とにかく今年はレースを完走することが大事なんだ」
「(フリー走行から)良いスタートを切って、レースウィークを通じて改善を進めていく。そして、最終的にレースをどの位置で終えるかが分かるだろう」
「今のパッケージを最大限活用することが重要なのは間違いないし、それを目標としている」
イアンノーネはカタールテストでマシンの“スムーズさ”を改良しようとしていた。マシンのいくつかの部分で神経質な点を見つけたためだ。
「確実にポジティブな所は、ブレーキングとコーナーエントリーの始めに良いフィーリングがあることだ」と彼はマシンの長所について話す。
「もちろん、まだコーナリングは改善する必要がある。とにかく今年中にこうした状況を変える必要がある」
「テストから開幕戦までに改善することが難しいのは分かっている。だけどそれが僕らの目標なんだ」
昨シーズンのカタールGPでは、アプリリアはエスパルガロに燃料系の問題が発生するまではトップ10を争っていた。しかし、結局アプリリアのライダーふたりはポイント圏外となった。
エスパルガロは2019年型のマシンの進捗に満足していると言う。しかし、彼はカタールテストで行ったレースシミュレーションでは“もう少し速くなることを期待していた”と現状の戦闘力がライバルに及んでいない事について認めてもいる。
「テストではシミュレーションを22周した。もう少し良くなることを期待していたけど、幾つか問題を発見したんだ。だけど、これがテストをして、学習を進める理由であり、レースシミュレーションを行う理由でもある。今、エンジニアは収集した多くのデータを使って、開幕戦に向けてマシンを改良しようとしているんだ」
そうエスパルガロは語る。
「テストはかなり短いから、もう少しテストをする日があれば良いと思うけど、これは皆同じだ」
「2019年型のバイクが、前年型よりも良くなっていることは明らかだ。だが毎レース毎レース、トップ10を争えると確信できるわけじゃない。僕らがライバルとどの程度近いのか、それとも遠いのか、様子を見てみよう」
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