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世界限定25台!ランドローバーがカモフラ柄の特別仕様車「DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」を発売

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世界限定25台!ランドローバーがカモフラ柄の特別仕様車「DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」を発売

カモフラ柄にはランドローバーが挑んだ冒険の地23か所をデザイン

ランドローバー・クラシックは、7月28日(現地時間)世界中で成し遂げてきたオフロード走破と探検のヘリテージに敬意を表し、「DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」を世界限定25台で発売すると発表した。

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ランドローバーは70年にわたり、かつては立ち入ることのできなかったような道に挑み走破してきた。「DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」のボディには、キャメルトロフィー、ファーストオーバーランド、G4チャレンジなど、これまでランドローバーが挑んできた歴史に残る冒険の地23か所を示す、ユニークなカモフラージュデザインを施し、さらにこの中にはランドローバー車のアイコニックなフォルムのシルエットもいくつか隠れており、オーナー自身が見つけ出す楽しみを盛り込んでいる。

「DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」のオーナーは、ユニークなコレクターズカーを所有することとだけでなく、2回目の開催となる、3日間のランドローバートロフィーコンペティションに参加することができる。ランドローバートロフィーでは、同じような志向を持つオーナーが集まり、いつまでも続く友情を築いたり、思い出を作ったり、思い思いに楽しむことができる忘れられないイベント。

オーナーは、エキスパートの指導を受けながら、ランドローバーの有名なグローバルアドベンチャーのような、ポイント制オフロードチャレンジに参加し、3日間のコンペティションの後には、最優秀チームが選ばれる。オーナーは、生涯の思い出を作り、最も素晴らしい方法で自身の車と向き合い、理解を深めることができる。

「DEFENDER」をベースに手作業で解体と再組み立て

ランドローバーのオールテレインのヘリテージを称える、ユニークなカモフラージュデザインを施したこのモデルは、ランドローバー・クラシックの専任チームが独自に開発し、2012年から2016年までに生産した「DEFENDER」をベースに、厳格な基準でより高度な仕様にするために、手作業で解体と再組み立てを行なう。

ジャガー・ランドローバー、スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)のマネージング・ディレクター、マイケル・ヴァン・デル・サンデ氏は、次のように述べている。

「『DEFENDER』は、これまで世界中のあらゆる地形を走破してきました。最新の『DEFENDER WORKS V8 TROPHY II』は、これまで走破してきた素晴らしい地をオマージュし、ランドローバーの探検のヘリテージを称えるユニークなエクステリアにしています。世界限定25台はすべて、当社の情熱を持った専門チームが、調達から、組み立て、再調整をする精魂込めた車両です。お客様には、極めて希少な車両を提供するだけでなく、特別に企画したランドローバートロフィーコンペティションにおいて、ご自身の車をテストできるというユニークな機会もご用意しています」

ランドローバーの5リッターV8ガソリンエンジンを搭載し、最高出力405PS、最大トルク515Nmを発揮する、この限定モデルには、8速ZFオートマチックトランスミッションを組み合わせている。さらにサスペンションやブレーキ、ステリングを改良し、再組立てをしている。ボディタイプは「90」「110」ステーションワゴン、「TROPHY」モデルとしては初となる「110」ダブルキャブピックアップもラインアップした。25台のうち、ダブルキャブピックアップは5台のみで、残りの20台は「90」「110」ステーションワゴンで均等に振り分けられる。

ユニークなカモフラージュデザイン

エクステリアは、ブラックとホワイトを基調に、ランドローバー・スペシャル・ビークルのデザインチームが開発したユニークなカモフラージュデザインが特徴となる。ボディカラーはフジホワイト、ルーフは対照的なナルヴィクブラック、エクステリアパーツはリベット、ネジ、ベントなど細部に至るまでのグロスブラックで仕上げている。さらに、18インチ ソウトゥースアロイホイールもグロスブラックとなる。

このカモフラージュのデザインは、ランドローバーの70年にわたるオフロード探検において、これまで数々の過酷な地形を克服し続けているが、そのうちの23の場所をモチーフにしている。その中には、歴史的なオフロードチャレンジから、南アフリカやラオス、ペルーなど最近の冒険の地も含まれている。

そして、進化し続けるオールテレイン性能は様々なエクステリア装備を追加し強化している。フロント部をみると、ビスポークのフロントグリルの前にはウィンチを内装した保護Aフレームがあり、ブラックのボンネットには外光が明るい時のまぶしさを軽減するサテン仕上げにし、パワフルな1.27mのフルワイドLEDライトバーで夜間のオールテレイン走行でも最高の視認性を実現する。

この「DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」は、渡河水深500mmで、さらにリアリカバリーポイント、ロックスライダーと外部ロールバーを装備することでボディ保護を強化している。エクスペディションルーフラックへの荷物の上げ下ろしを行うためのリアラダーとともに、「TROPHY」バッジやマッドフラップのホワイトロゴマークなどの細かなアクセントも施している。

さらに、レカロ製スポーツシートは、コントラストステッチの入った上質なブラック&ホワイトのツートンのウィンザーレザーで、サポート性と快適性を両立している。レザートリムはダッシュボード、ドア、ヘッドライニングまで伸び、全体的に手作業で仕上げている。

また、ナビゲーションとモバイルデバイスとのコネクティビティを統合した、ランドローバー・クラシックの最新インフォテインメントシステムにより、オリジナルのダッシュボードに最新のマルチメディアオプションを組み込むことができる。加えて、ZFオートマチックギアボックス用にランドローバーの人間工学に基づいたシフトレバーを採用し、コントロール性を向上させた。

インテリアの仕上げには、ダッシュボードの中心部分に、エリオットブラウンによるビスポークのランドローバートロフィーの時計をレイアウトしており、この時計はエクステリアのカモフラージュデザインが反映されている。なお、残念ながら車両を購入できなかった人のために「DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」にインスパイアされた限定ウォッチを1,000本発売する。

そして、ランドローバー・クラシックでは、すでに所有する「DEFENDER」を「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」のようにしたいオーナー向けに、純正アクセサリーを2022年後半に発表する予定となっている。

「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 TROPHY II」の車両本体価格は、「90」の場合、英国では22万5,000ポンド~となっている。

【主要諸元】

■エンジン&トランスミッション
排気量:4,999cc
エンジン:V型8気筒 自然吸気ガソリン
最高出力:405PS/6,000rpm
最大トルク:515Nm/5,000rpm
トランスミッション:8速オートマチック、全輪駆動、2段副変速機、ヘビーデューティー用フロントおよびリアディファレンシャル、トルクバイアスセンターディファレンシャル

■シャシー
フロント及びリヤサスペンション:(フロント)ライブアクスル、コイルスプリング、テレスコピックダンパー、パナールロッド、ラジアスアーム、アンチロールバー
(リヤ)ライブアクスル、コイルスプリング、テレスコピックダンパー、Aフレーム、トレーリングリンク、アンチロールバー
フロントブレーキ:倍力装置付きブレーキ、335mmブレーキローター、4ピストンキャリパー
リヤブレーキ:倍力装置付きブレーキ、300mmブレーキローター、4ピストンキャリパー
ホイールとタイヤ:18インチソウトゥースアルミホイール(ブラック仕上げ)、BF Goodrich ATタイヤ
ステアリング:リサーキュレーティング・ボール式パワーステアリング

関連情報:https://www.landrover.co.jp

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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2件
  • 新しいディフェンダーよりこっちの方が断然カッコイイ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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