この記事をまとめると
■お盆やGWなどの大型連休の場合には自動車ディーラーも一斉に長期休業をしている
【逆効果になることも】新車ディーラーでのNGな値引き交渉5選!
■ひと昔前は販売ノルマの達成を目指して休まないディーラーも少なくなかった
■休みが増えるのはいいが「ノルマ」は変わらないので悩むディーラーマンも多い
かつては年中無休状態だったディーラーもいまは休みが多い
新車販売ディーラーでも、年末・年始、ゴールデンウイークとともに、お盆のタイミングに店舗が長期間の休みとなるのが一般的。過去には年末・年始以外は長期間の休みを取らないで営業を続けるのがトレンドとなったときもあった。
しかし、目に見えて働き手不足が深刻な現状では、交代で休むことで店舗休業日をできるだけ少なくしようとすることはほぼできなくなった。また、働き方改革の進むいまでは交代で休めたとしても、等しくしっかり休みが取れているのか曖昧になるとの指摘もあり、日常でも定休日を設け、そして店舗を長期間閉めて一斉長期休業とするのがいまでは当たり前となっている。
新車がよく売れたバブル経済のころには、とにかく休みなく出勤し、店をいつまでも開けておけば、そのぶんだけ新車はよく売れた。そのため、休みなくぶっ通しで働き続けるセールススタッフも珍しくなかった。しかし、いまでは週休2日は当たり前で週休3日となっているディーラーもあると聞く。
稼ぎどきの土曜や日曜に休みたくても同調圧力やノルマ達成のためにとても休める環境ではなかったが、いまでは「子どもの運動会がある」などの理由で簡単に日曜日でも有給休暇が取れるようになった。有給休暇消化率が悪ければ、半ば強制的に有給休暇を取らされるというケースもあるようだ。
日常勤務でもスーパーよりはるかに早い時間で営業終了となっているので、セールススタッフのなかには活動時間が少なく、「いつクルマを売っていいのかわからない」という悩みもあるようだ。
実働時間は減れどもノルマは減らない!
大型連休を嫌う人はまずいないだろう。ただ、セールススタッフのなかには憂鬱な気分で大型連休を過ごす人も少なくない。「休みが多くなったり、日々の勤務時間が短くなることに問題はないでしょう。しかし、実質稼働時間が減ってもノルマが減ることはありません。また、どうしても人間ですから、連休明けには調子を戻すまでに時間を要します。セールススタッフとしては、連休前にできるだけ受注台数を積み上げて、安らかに連休を迎えたいと考える人も多いようです」とは事情通。
「しっかり休んでください。でもノルマは必ず達成してね」というものがディーラーのセールススタッフに対するスタンスなのである。新型コロナウイルスが猛威をふるっていたころ、行動自粛制限もあり、外出する人も少ないなかでも各セールススタッフへの販売ノルマが減ることはなかったというので、ある意味「ブレがない」ともいえよう。
それでもバブル経済のころでも、「奇跡的に土曜日に3台受注が入ったので、日曜日を休みにした(当時は日曜日を休日出勤扱いにしていたディーラーも多かった)」という話もあったが、現状ではその当時よりはるかに新車販売市場は縮小しており、受注をとるのは大変なことになってきている。また、仮に順調に注文が取れたとしても「納期遅延」という問題にひっかかってしまうのがいまどきの新車販売現場の実状。
「働き方改革」を旗印に、セールススタッフの就労環境の改善も進んできている。しかし、筆者が見たところでは、残業厳禁、そして休日増加だけが先行してしまい、そのほかは手つかずというアンバランスななか進んでいるようにも見える。トータルで働き方を見つめなおさないと、憂鬱な大型連休がいつまでも改善しないままとなってしまうだろう。
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売れ〜!モノはない!は余りにもひどい