年末恒例となっている、motorsport.comの『年間ベスト〇〇』投票企画。今回は『ベストマシン部門』から、特に得票の多かったドライバーをランキング形式で紹介していく。
5位:トヨタGRヤリス Rally1
5位に選出されたのは、トヨタのWRC(世界ラリー選手権)用マシンGRヤリス Rally1だ。2023年にトヨタはこのマシンで通算8勝を記録してコンストラクターズチャンピオンに輝き、カッレ・ロバンペラが2年連続でドライバーズチャンピオンとなる活躍を見せた。また、11月に日本の愛知・岐阜で行なわれたラリー・ジャパンでは、エルフィン・エバンス、ロバンペラ、セバスチャン・オジェが1-2-3フィニッシュを達成。トヨタの母国戦でこれ以上無い成績を残したことも話題となった。なお2024年シーズンにはマシンカラーリングが一新され、黒と赤を基調としたモノへと変更されることが発表済みだ。
4位:フェラーリ499P
2023年シーズンからWEC(世界耐久選手権)に復帰したフェラーリが投入した新ハイパーカー。499Pは開幕戦のセブリング1000マイルで50号車のアントニオ・フォッコがいきなりポールポジションの活躍を見せ、表彰台も獲得。そして2023年、499Pのハイライトとなったのは、100周年を迎えたル・マン24時間レースでの優勝だろう。既にハイパーカークラスで実績を挙げているトヨタを抑えて、フェラーリとして58年ぶりのル・マン勝利を持ち帰ったこのマシン、4位も納得の選出だ。
3位:マクラーレンMCL60
レッドブルによる席巻で終わった2023年のF1だが、中盤戦以降に大躍進を遂げ、一矢報わんといった走りを見せたのがこのマクラーレンMCL60だった。“開発目標未達”とチームも認める散々な状況で2023年を開始したマクラーレンだったが、彼らはシーズン中盤以降、段階的にアップデートを実施し、パフォーマンスを向上させていった。イギリスGPからは表彰台争いに割って入るようになり、以降は表彰台をコンスタントに獲得。レッドブルに次ぐ2番手チームの座を争うようになり、大きく存在感を増した。
2位:ダラーラSF23(スーパーフォーミュラ)
スーパーフォーミュラで使用されるダラーラ・SF23が2位にランクイン。この車両は、2019年から4シーズンにわたって使用されたSF19からエアロパーツを中心にアップデートが施されたもので、ボディに天然素材を使用することによる環境対応の他、空力面ではドライバーのより接近したバトルを目指した改良が行なわれた。それも功を奏し、2023年のスーパーフォーミュラでは各所で激しい攻防が繰り広げられ、シリーズの盛り上げにも一役買った。
1位:レッドブルRB19
そしてやっぱり(?)最も多くの支持を集めたのがレッドブルF1の2023年マシンRB19。2022年にレッドブルがマックス・フェルスタッペンとともにタイトルを勝ち取ったマシンの進化系にあたるクルマだ。2022年マシンから多くを流用しつつも、20kgと大幅な軽量化を実現したこのマシンは、2023年シーズンのレースで文字通り圧倒的なパフォーマンスを発揮。22戦中21勝(勝率95.45%)を挙げ、これまでトップを維持していた1988年のマクラーレン・ホンダMP4/4の記録(16戦15勝、勝率93.75%)を上回った。これだけ圧倒的な強さを見せたRB19は、まさに2023年ベストマシンにふさわしいと言えそうだ。
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みんなのコメント
なぜなら
トヨタのF1戦績は0勝140敗という驚異的な勝率叩き出してるからね
2023年ベストマシン?皇帝アルファードに決まってんだろ