ルノー、新型コロナ不振受け1万5千人の大規模リストラ実施へ。F1参戦は『継続』を強調

　F1に参戦するルノーも、他の自動車メーカー各社と同じように、新型コロナウイルスのパンデミックによって大きな打撃を受けている。

　そして29日、ルノーは今後3年の間に全世界で従業員を1万5000人削減すると発表。生産能力も引き下げて合理化を進め、3年間で20億ユーロ（約2380億円）余りのコストを削減することに乗り出した。しかしながらF1の活動は継続していくと強調している。

　ルノーは2018年末にアライアンスを組む日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が逮捕され、昨年後半にはゴーン元会長の側近でもあったティエリー・ボロレもCEOを解任。組織体制の刷新を図っていた。