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2018年を代表するクルマを決める「日本カー・オブ・ザ・イヤー」選考委員に聞いてみた 最新情報 10ベスト取材会開催

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2018年を代表するクルマを決める「日本カー・オブ・ザ・イヤー」選考委員に聞いてみた 最新情報 10ベスト取材会開催

「2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー」を決める「10ベスト取材会」が2018年11月20日(火)、静岡県小山町の富士スピードウェイで実施された。


「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、日本のモータリゼーションの発展とコンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創設されたもので、現在は一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤーにより運営されている。
今回で39回目となり、「2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、2017年11月1日から2018年10月31日までに発表または発売され、年間の販売台数が500台以上見込まれている乗用車が対象に、ノミネート車として国産、輸入車16ブランドから全27台がノミネートされている。
※関連情報:2018-2019年度ノミネート車情報(日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト)

トヨタ、中国・広州ショー「カローラセダン」発表 詳しく説明

この27台から自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60人の選考委員による審査・投票が行なわれ、2018年11月7日に10ベストカーが選出された。
※関連記事:今年を代表するクルマを決める「日本カー・オブ・ザ・イヤー」、2018年の「10ベストカー」決定

そして、本選となる12月7日(金)開催の最終選考会~表彰式に向けての取材会が行なわれた富士スピードウェイで、数名の選考委員に今年の印象を聞いてみた。


●松任谷正隆さん
「粛々とクルマは進化しているし、僕らは新しい視点で見ていかなければいけない。自分の視点もリフレッシュが必要で、いつまでも“Fun to Drive”=運転は楽しいなんて言っていらなれない。電気自動車、自動運転という価値観を見ながら進化させないと、と思いながらクルマをみています」

●安東弘樹さん
「自動運転化、EV化も意外と進んでいないという印象で、コンベンショナルな技術の熟成というモデルが多いですね。あと、去年はスイフトスポーツにマニュアルがあって、今回はカローラスポーツにマニュアルがあるという、そういう需要もあるんだという再確認もできました。3ペダル、マニュアル好きとしては気になる存在ですし、改めて一方向の電動化、自動運転化の方向だけではないんだということと、コンベンショナルな技術の熟成という両面を感じますね」

●渡辺陽一郎さん
「日本車に、もう少し日本のマーケットを真剣に見ていただきたいなと感じます。それはグローバルモデルが多いことや、モデル数が減ってきているのが寂しいって思います。
ボディタイプでも、あまりにもSUV偏重になったりとか、海外モデル偏重になったりとかですかね。もう少し、幅広いボディタイプで、幅広いサイズで日本のメーカーが出してくれるといいかなぁって思いました」

●ピストン西沢さん
「SUVが増えましたね。でも低床のモデルに乗るとやはり、重心の高さはかなわないわけですど、そういう意味からいうとSUVは頑張っているな、という印象です。だからSUV1台でも満足できるレベルになっているということも、SUVの進化なんでしょうね。それと同時に、スポーツカーのような走る楽しさといった付加価値的なものを思い出させるようなことをみんなでやっていって、そういうクルマを欲しがるような人を作っていかないといけないのかなぁって感じます。そうしないと、クルマはただの道具になってしまいますからね」

●吉田由美さん
「今年は難しいと思ってます。2018年を代表するクルマを毎年選んでいるんですが、それは“I”、私というクルマ選び、“WE”という私たちというクルマ選びというテーマをもって選びたいですね」

●河口まなぶさん
「SUVが多いというのが今年の傾向でしょうけど、なので、多くのユーザーが興味もっているということも気にしながら評価していかなければダメでしょうね。
基本的には、自分がその年に買ったクルマに10点を入れていて、それがない時は、欲しいクルマに10点を入れるということを基本にしているのですが、そのあとに考えることとしては、時代性とか、総合性能とかでしょうけど、先進性などの新しいことも評価していきたいと思います」

●佐藤久実さん
「いろいろなセグメントの中から選ばれた10台で、それをこの取材会では同じ道で、同じ条件で乗れているので、それぞれの主張する価値観とか、良さとかを感じますね。
それとSUVが多いなぁという印象で、自分の中では、どんな格好をしていても、快適であってほしいという評価軸がありますね。つまり、気持ちよく走れることが私の琴線に触れます。それはスポーティに、ということではなくで、いろんな意味で例えば、音とか、乗り心地とかステアフィールとか、パワートレーンを含めて、気持ちよく乗れることが一番大切ですね」

●桂伸一さん
「見ての通りSUVが多いけど、日本のCOTY(カー・オブ・ザ・イヤー)なので、日本車を中心に考えています。それでいうと、日本車も欧州車と比べて魅力的なところがあるので、ちょっと安心。
評価で大事なことは、どんなカテゴリーのクルマでも、操作したことに対してどれだけクルマの動きとして忠実に動いてくれるかが大事で、アクセルを1踏んだら1加速してくれればいい。だけど、以前は2とか3とか加速するクルマが多すぎちゃったけど、日本車もだいぶ忠実に走るのようになってきたので、そこは評価できるかなと思ってます」
<順不同>

日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト

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