堂本光一さんが映画『フェラーリ』の宣伝コメンダトーレに就任
6月24日、映画『フェラーリ』の先行上映会イベントが開催され、作品の宣伝コメンダトーレに就任した堂本光一さんが上映会イベントに登壇した。
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コメンダトーレとは、作品の中でエンツォ・フェラーリにが従業員らドライバーから呼ばれていた愛称で、日本語にすると「社長」に相当する。フェラーリ好き、F1好きとして知られる堂本光一さんはエンツォと同様にコメンダトーレと呼ばれることに「めっそうもない。荷が重いという気持ちとうれしい気持ち」と打ち明けた。その一方で「自分が魅力を話すことで『フェラーリ』の素晴らしさが伝わればいいなと思います」とも語っている。
イベント会場には堂本さんのファンが多数詰めかけ、満員御礼状態。堂本さんはファンに向けて「(作品のすごさは)たぶんお前らにはわからん」とひと言。堂本さんはファンに対して「フェラーリに興味ないだろう?」と直球を投げ込むが、それはファンとの距離が近い堂本さんのファンサービスであり「もっとフェラーリに興味をもってほしい」という無言の願いのように聞こえた。
レースに情熱を注ぎ、多くの苦難に直面しつつ、会社経営とチーム運営を続けたエンツォのバックボーンを理解したうえで鑑賞すると、マイケル・マン監督が描こうとしたエンツォ像と、家族やレーサーたちとの関係性がくっきりと浮かび上がってくる。
舞台『Endless SHOCK』とモータースポーツ。取り組む対象は異なるが、取り組みにあたっての熱量や集中力は堂本さんもエンツォも変わらない。だからこそ、エンツォの生き方を描く作品の宣伝コメンンダトーレに堂本さんはうってつけなのだろう。
映画『フェラーリ』は7月5日(金)TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
1957年。イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」の創始者エンツォ・フェラーリは激動の渦中にいた。妻ラウラとともに設立した会 社は経営の危機に瀕し、1年前の息子ディーノの死により家庭は破綻。その一方で、愛するパートナー、リナ・ラルディとの間に生まれた息子 ピエロを認知することは叶わない。再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを走る過酷なロードレース“ミッレミリア”にすべてを賭けて 挑む——。
監督:マイケル・マン(『ヒート』)
脚本:トロイ・ケネディ・マーティン
原作:ブロック・イェイツ著「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」
出演:アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシー
2023年|アメリカ|英語・イタリア語|カラー・モノクロ|スコープサイズ|132分|原題:FERRARI|字幕翻訳:松崎広幸|PG12
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ © 2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:https://www.ferrari-movie.jp 公式Twitter(@FerrariMovieJP):https://twitter.com/FerrariMovieJP
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