現代モデルでは得難い運転の喜び フェラーリ・テスタロッサへ試乗 父の愛車 後編

現代モデルでは味わえない運転する喜び

フェラーリ・テスタロッサの5.0L V型12気筒エンジンのマナーの良さには、今でも関心させられる。特に、音が静かなことには驚くだろう。

この時代のフェラーリのサスペンションは、路面のうねりや凹凸を滑らかにいなしてくれる。想像以上にしなやかな乗り心地で、少し混乱してしまうほど。

速さは、現代基準ではもはや驚くものではない。低速域ではキビキビと加速するものの、最高出力が得られる6800rpmまで回したとしても、ポルシェ・ボクスターのトップグレードに離されてしまうだろう。

Comments

日本ではバブル真っ最中に販売された自動車になる訳ですが、私の知人で3人の方がこの自動車のオーナーさんでした。
今はその3人とも全員行方不明で生きてるのか死んでるのかさえ知りません。

512TRと512Mを所有することが出来ました。
2000年以降のフェラーリデザインとは異なる90年代までのフェラーリデザインが好きで２台乗り継ぎました。
テスタロッサは所有することは出来ませんでしたがどれも素晴らしいフェラーリでした。
中古車でしたがどれもコンディションは良くて、よく言われるようなトラブルや故障に見舞われることなく過ごすことがで来ました。
ドライブに出掛けて話かけられる事も多く、この車を通じていろんな人に知り合えて貴重な経験をさせてもらえました。
素晴らしい車です。