インドネシアで三菱ふそうの「革新」体感
三菱ふそうトラック・バスと同社の現地販売代理店は、2023年8月10日にインドネシアの首都ジャカルタで開幕した「第30回GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS)」(20日まで開催)において、インドネシア市場向けの新型車両を複数、初公開しました。このなかには、日本では見られないモデルも含まれています。
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三菱ふそうの現地販売代理店であるPT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(以下KTB社)は、小型バス「キャンターバス」の新型モデルを公開しました。小型トラック「キャンター」のシャシーをベースに架装部分(シャシーに載せる装備のこと)をバス仕様にした車両で、観光業界の需要に応えるため、より多くの乗客が快適に利用できるよう従来モデルより車体を長く設計し、座席間隔を広げると同時に、座席数増も実現。同社がユーロIV排ガス基準に準拠する完成車のバスを販売するのは、今回の「キャンターバス」が初めてとのことです。
さらにKTB社は、中型トラック「ファイターX」のオフロード向けモデルも出展。インドネシアでは、山林や採石場での資源収集と運搬が中型トラックの需要につながっており、2023年3月から販売しているオフロード仕様「ファイターX」は、未舗装路や不整地での利用に合わせ、通常モデルよりも最低地上高を高く設定し、汚れが目立ちにくいマットブラックのフロントグリルや標準装備のラジエーターガードなど、さまざまな路面条件に対応する特徴を持っています。
これらの新製品に加えてKTB社は、「キャンター」を移動式整備ステーション「モバイル・ワークショップ」に改造した車両も展示。この車両は販売店を拠点に、整備士やサービススタッフが直接顧客のもとへ出向き、メンテナンスや修理などの要望に応えるためのもので、現在インドネシアでは120台以上が稼働しているそうです。
また、三菱ふそうのブースでは、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのインドネシア市場での初公開も行われました。販売はジャカルタ都市部の顧客を対象に2024年に開始する予定です。
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ベンツと決別して純日本製に回帰して欲しい