MotoGPにドゥカティのサテライトチームとして参戦しているプラマックが、2024年限りでそのポジションを離れ、来シーズンはヤマハのサテライトチームとなる予定だとmotorsport.comの調べで分かった。
プラマックは2002年にホンダ陣営からMotoGPへ参戦したが、2005年にはドゥカティ陣営へ鞍替え。近年はドゥカティのジュニアチーム的な役割も務め、さらに最新型のバイクも供給されるなど、陣営内でも重要な存在となった。
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しかし、その関係は2024年シーズンを最後に解消されるようだ。motorsport.comの掴んだ情報によると、今週末行なわれる第9戦オランダGPでドゥカティとのパートナーシップの解消が正式に発表されるという。
ドゥカティとプラマックが袂を分かつ可能性は、この数ヵ月間噂されてきたことだった。以前からヤマハがサテライトチーム化のオファーを出していたからだ。ただ当初は、プラマックとしてはドゥカティ陣営で続けるつもりだったと見られていた。
なおプラマックにはドゥカティとの間で2025年、2026年も同じく最新型バイクを使用する契約の延長オプションが定められていた。しかし同チームに所属するホルヘ・マルティンと、グレシーニのマルク・マルケスのどちらをファクトリーチームに昇格させるかという点がひとつの問題のきっかけになった。
そして、マルケスがプラマックを断固拒否したことが陣営離脱のきっかけになった。ドゥカティはプラマックにマルケスを加入させ、第2ファクトリーチームのようにすることを提案したが、マルケスはそれを拒んだのだ。
一方でチームオーナーのパオロ・カンピノッティも「我々はマルケス無しでMotoGPに20年間参戦してきた。来シーズン、我々は彼無しでも構わない」とイタリアGPで語っていた。
そこから最終的にドゥカティは、マルケスをファクトリーチームへ昇格させることを決定。その結果マルティンはアプリリアへ移籍し、プラマック側とはしこりが残ってしまった。
ドゥカティとプラマックの契約延長のオプション行使の期限は、6月末に設定されていたとされている。そこでプラマックは違約金無しで契約を破棄し、2025年はヤマハ陣営に鞍替えすることを選んだようだ。
詳細は不明だが、ヤマハとプラマックの契約は複数年となっているようだ。さらにヤマハはプラマックにファクトリーバイクを安く提供し、ライダーの契約金についてもヤマハが負担するなど、プラマックに有利な条件を提示したと見られている。
なおライダーについては、WSBKの2021年王者トプラク・ラズガットリオグルが加入する可能性が噂されている。しかし彼がその案を実現させるためには、BMWと現在の2年契約を解消する必要がある。
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みんなのコメント
以前も定期的にダメな時期があったりして今はそのダメな時期に入っているだけなような気がします。
ホンダのような状態とは別で、意外と来期あたりは定位置に戻ってきてもおかしくないかなと思ったりします。
なので意外とプラマックの選択は有りだったり・・・。
ぜひプラマックにはヤマハとともに好成績を収めてほしいです。