2018年にF1フル参戦デビューを果たしたピエール・ガスリーは、その1年目をトロロッソで過ごした後、今季からレッドブルに昇格を果たした。しかしその環境に適応するのに苦労。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが勝利を収める中、なかなか思うような成績を残せなかった。
このパフォーマンスの結果、ガスリーは夏休み明けからトロロッソに降格。代わりにアレクサンダー・アルボンがレッドブルに昇格することになった。
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そのアルボンはレッドブル昇格後に安定した走りを披露。結局2020年のレッドブルのレギュラードライバーとして継続して採用されることになった。ガスリーはレッドブル復帰を遂げることができず、来季もトロロッソのマシンを走らせることになった。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーはそのガスリーについて、トロロッソに戻って以降の仕事ぶりに感銘を受けているという。ガスリーはトロロッソ復帰後の7戦中4回で入賞している。
「シーズン前にふたつのアクシデントを経験し、そこから立ち直るのは、彼にとっては非常に難しいことだっただろう。あのアクシデントは、間違いなく彼の自信に影響を与えたと思う」
ホーナー代表はそう語った。
「そしてもちろん、マックス・フェルスタッペンというチームメイトを持つこと、そしてそれが基準となることは、非常に難しいことだ」
「ピエールにとって、シーズン前半は厳しいモノだった。それは彼にプレッシャーをかけたし、世間やメディアからのプレッシャーもあった。それを彼から取り除くために彼をトロロッソに戻し、ややプレッシャーの少ない環境に置くのは、正しいことだったと思う」
「トロロッソに戻ってから、彼は非常にうまく走っていると思う。彼の自信が戻ってきているのが分かるよ。非常に力強いレースもあったし、ペースはどんどん良くなっている」
「今の環境で彼は満足しているように思う。それは良いことだ」
前述の通り、来季のレッドブルのラインアップはフェルスタッペンとアルボンになった。レッドブル復帰を果たせなかったガスリーは、「こうなることは知っていた」とし、決断に驚くことはなかったと語った。
またガスリー曰く、F1がどれほどチームスポーツなのかということを学ぶことになったと語り、「実力を発揮するために必要なことを全て与えてくれた」とトロロッソを賞賛した。
「初めの6ヵ月、何がうまくいかなかったかを分かっていた」
「(降格するという)知らせを受け取った時、ここ(トロロッソ)に来れば、再び競争力を発揮できると確信していたんだ」
「正直に言って、僕はあまり驚かなかった。もちろん、安定性を保ちたいと思う。でも新しいクルマに慣れるのは難しい。何をすべきか分からず、実際に適応するのには時間がかかってしまうんだ」
「でも、僕はシングルシーターでの最初のシーズンから、年々速くなっていると思う。だからトロロッソで再び競争力を発揮したとしても、驚くことじゃなかったんだ」
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