フォルクスワーゲンと第一汽車の中国合弁、一汽フォルクスワーゲンは11月6日、新型SUV『タイロンL』を天津工場で発表した。
タイロンLは、フォルクスワーゲングループのMQBプラットフォームを採用。2791mmという同クラス最長のホイールベースを実現し、広々とした室内空間を確保した。特に2列目の足元空間と頭上空間は同クラストップレベルで、家族での使用にも適している。
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デザイン面では、力強さと洗練さを兼ね備えたエクステリアが特徴的だ。フロントグリルは2種類用意され、スタンダードモデルはシンプルで上品な印象、R-Lineモデルはよりスポーティな印象となっている。リアデザインもフロントと調和がとれており、特徴的なX型のLEDテールランプが採用されている。
インテリアでは、15インチのフローティングディスプレイ、11.6インチの副操縦席用エンターテイメントディスプレイ、10.25インチのデジタルメーターパネルを組み合わせた3画面システムを採用。ファーウェイやクアルコムなど大手IT企業と協力し、車載システムの操作性や通信機能を向上させている。
安全面では、中国の複雑な道路環境に対応したレベル2の運転支援システム「IQ. Pilot」を搭載。360度カメラシステムや自動駐車支援システムなど先進装備も採用している。
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