現代のクルマは季節よりも経年で粘度を上げるほうが意味は大きい
オイルには粘度があり、数字によって硬かったり、柔らかかったりするのはご存知だろう。その昔は季節によって、粘度を変えたほうがいいとされていたし、今でもそうしたほうがいいという説があったりする。
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理由としては硬いとそれだけ抵抗になることから、寒い時期は柔らかくしてやったほうが始動性や燃費に有利になるというのと、夏は高温になるから硬いものでがっちりと守ってやったほうがいいということ。ちなみに硬いと油膜は厚くなる(強くなる)というのが、さらに背景にある。
この説、現在でも通用するのだろうか? 上記のような理由を聞くと今でもやったほうがいい気もするが、結論から言うと、変えなくてもOK。現在のオイルというのは粘度と油膜は必ずしもリンクしていなくて、各種高性能添加剤のおかげで0W-20と言った超低粘度でもしっかりと油膜は確保されている。そうなれば季節で粘度を変えなくても、夏でも油膜が守ってくれるし、冬も硬くならないので始動性なども問題なくなる
そもそも、エンジンの設計が0W-20や、最新のものだと0W-16といった低い粘度を基準にしているので、無闇に粘度を上げると燃費の低下などを招きかねない。
もちろん硬くしたところで不具合が出るわけではないが、エンジン本来の性能を引き出すという点では1年を通じて指定の粘度を守るほうがメリットは大きい。
もし粘度を変えるなら、走行距離を基準にするのがオススメ。どんな最新のエンジンでも7~8万kmを超えると、エンジンの各部のクリアランス(隙間)が少しずつ広がってくる。
エンジンというものは高回転で回るだけにパーツ自体の磨耗が進むのは仕方がないが、この広がったクリアランスを埋めるために、粘度を高めてやるといい。具体的には1ランクアップ程度でOKで、たとえば0W-20なら0W-30に変更するといった感じだ。
ちなみにWが付いているほうは低温時の粘度で暖まってしまえば関係ないので、付いていないほうを基準にすればいい。広がったクリアランスをオイルでカバーしてやることで、燃費やパワーの低下を抑えることが可能となる。
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