新型コロナウイルスの感染拡大により、開催時期が大きく変更された第104回インディ500。そのファスト9・シュートアウトが行われ、マルコ・アンドレッティ(Andretti Herta Autosport with Marco & Curb-Agajani)がポールポジションを獲得した。レイホール・レターマン・ラニガンの佐藤琢磨も3番手タイムを記録し、日本人として初めてマシンをフロントロウに並べることになった。
アンドレッティの名がインディ500のポールポジションに掲げられるのは、実に久々のこと。マルコの祖父であるマリオ・アンドレッティが1987年にポールポジションを獲得して以来である。
【リザルト】第104回インディ500予選ファスト9・シュートアウト結果
マルコ・アンドレッティの今回の最大のライバルは、チップ・ガナッシのスコット・ディクソンだった。ディクソンも渾身のアタックを見せたが、アンドレッティは231.826mph(約370.921km/h)とこのセッション最速のラップを記録。2周目と3周目はディクソンより僅かに遅かったものの、4周目にはリカバリー……ディクソンを0.017秒抑え、ポールポジションを獲得した。
佐藤琢磨も印象的な走りを見せた。佐藤は4周の計測ラップのうち、2周目で自身最速タイムを計測。平均スピード230.725mph(約369.16km/h)を記録し、3番手となった。これは佐藤にとってインディ500予選での最上位であり、2017年に次ぐ2勝目への期待も高まってきたと言えよう。
佐藤のチームメイトであるグラハム・レイホールは、最終ラップのターン1で減速を強いられ、8番手に終わっている。
ルーキーであるアレックス・パロウ(デイル・コイン・レーシングwith チーム・ゴウ)は、2度にわたって240mph(約384km/h)に到達。最初のラップこそ最速だったが、最後の2周でペースを失ってしまった。ただ初挑戦としては上出来の7番手となった。
もうひとりのルーキーであり、シボレーエンジン使用車として唯一この日のセッションに駒を進めたリナス・ヴィーケイ(Ed Carpenter Racing)は4番手だった。
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