F1第9戦オーストリアGPのフリー走行3回目が行われた。トップタイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。
気温は25℃、路面温度は47℃と高温になっているが、予選・決勝が行われる午後と比べれば比較的涼しいコンディションでセッションスタート。このコンディションが影響してか、セッション最初の10分間は各車様子見で、ルノー、ハース、アルファロメオの3チームとアレクサンダー・アルボン(トロロッソ)がインスタレーションラップを行うにとどまった。
■F1オーストリアFP2:ルクレール首位も勢力図は未だ見えず。上位陣にスピン相次ぐ大波乱
マクラーレンの2台はセッション開始10分頃からコースイン。ランド・ノリスがカルロス・サインツJr.のスリップストリームを使ってタイムを計測するなど、予選に向けたシミュレーションをしているようにも見えた。なお、サインツJr.はパワーユニット交換によるグリッド降格が決定している。
バルテリ・ボッタス(メルセデス)が上位陣では最初にコースインし、1分05秒510を記録しトップに立った。その後ルクレールがそれを塗り替え、1分04秒275までタイムを上げた。
ピエール・ガスリー(レッドブル)はコースインしたものの、無線でパワー不足を訴え、そのままスロー走行でピットに戻ってしまった。
セッション折り返しの時点で、ルクレール、ボッタス、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)というオーダーに。以下6番手、7番手にはマクラーレンの2台が続いた。
残り20分からは、上位陣が新品のソフトタイヤに履き替えてのアタックを開始。ガスリーも作業を終え、このタイミングでコースに復帰しフェルタッペンに次ぐ6番手タイムを記録した。
ボッタスが1分04秒221、ハミルトンが1分04秒130を記録してトップタイムを更新していくが、ルクレールが1分03秒987で、再びトップタイムとなった。さらにミディアムタイヤで周回を重ねていたノリスも新品ソフトタイヤを投入し、1分04秒986をマーク。レッドブル2台の間に入った。
残り3分、フェラーリとメルセデスは中古のソフトタイヤでもう一度コースに出るが、タイムの更新はなく、セッションは終了した。
トップタイムはFP2に続いてルクレール。タイムシート上ではフェラーリとメルセデスの“がっぷり四つ”といった印象だが、メルセデスがこれを予選でひっくり返すという光景が、今季幾度となく見られたというのもまた事実であり、予選結果の推測は難しい状況だ。
中団チームではノリスが6番手、サインツJr.が8番手と、前戦フランスGPに続き、マクラーレンの速さが目立つ。しかし、トロロッソもダニール・クビアトが10番手、アルボンが11番手に食い込んでおり、Q3進出を争うことができそうだ。
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