近代フェラーリの原点となった360系
現在のフェラーリにおける8気筒ミッドシップ・ベルリネッタが備えるアルミスペース・フレームを初めて採用したのが360モデルだ。現代に至るスタイリングの基本形ということもあり、まだ新しいというイメージのある360モデナだが、1999年のデビューから早くも19年が経過し、今やクラシケ対象まであと1年という存在になっている。とはいえ現在の目で見ても古さは感じられず、独自の存在感は健在だ。
このミーティングの発端は、スーパーカーをこよなく愛し、自ら360モデナを所有するハンドルネーム「ほうらい」さんが、「夢・心・彩・純」さんが幹事を務める「F355ミーティング」に招かれたことから始まる。ワンモデル・ミーティングの素晴らしさを知った「ほうらい」さんは、ワンモデルのオフ会を数多く開催してきた「夢・心・彩・純」さんに幹事をお願いして、日本初となる360モデナ系だけのミーティングが開催される運びとなったのである。
26台が各地から参加
初めての開催ながらSNSなどを通じ首都圏から地元静岡、名古屋、鈴鹿、更には紀伊半島の尾鷲や長野から26台が御殿場高原にある時之栖に駆けつけた。予定では27台が集まる予定だったが、体調不良でお休みになってしまったのは残念なところ。ミーティング内では日頃おなじみのハンドルネームで呼ばれ、ナンバープレート部分にもハンドルネームのサインを付け、オーナー同士で歓談するキッカケが用意されていることも見逃せない。
ちなみに参加車をタイプ別にみると360モデナが24台で、スパイダーとチャレンジ・ストラダーレが1台ずつとなり、ギアボックスはMTが9台でF1マティックが17台とF355とは違った傾向が見える。ボディカラーは赤が13台と最多で、白が6台、黒が2台、ブルー系が3台、銀と黄が1台ずつとなり、白が増え始めた時期であることがわかる。
オーナー同士の交流がメイン
このミーティングには特別なプログラムはなく、オープニング時に自己紹介した後はオーナー同士の歓談がメインとなる。今回は参加者による人気投票が行われたのがニュースといえる。自身以外の参加車を1台選んで投票するもので、好ましくモディファイされた車輌が人気を集め、選ばれた上位3名には賞品が贈られた。
自慢のブッフェ・ランチを楽しんだ後は、参加者が持ち寄ったフェラーリ360に関連したグッズやモデルカーを賞品にした大ジャンケン大会が行われ、大いに盛り上がっていた。参加したオーナーたちは初のミーティングを存分に楽しみ、初めて会うオーナーたちと親睦を深めていたが、東名上り線の渋滞を避けるために早目に中締めとされた。しかし、熱心なオーナーたちはすぐに帰ることはなく、その後も360モデナ談義で楽しんでいたのが印象的だった。
なお次回ミーティングの開催は未定だが、みんカラなどの360グループのページで発表されとのこと。
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