ゴールデンウィークのスーパーGT富士、前年比10％増の88,400人が来場。DJ KOOら豪華ゲストも来場……GTA坂東代表も「感銘を受けた」

　富士スピードウェイは、5月3日、4日に開催された『2024 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT 3 Hours RACE ゴールデンウィークスペシャル』の来場者を発表。2日間で88,400人が来場したことが明らかにされた。

　スーパーGTでは、ゴールデンウィークの時期に富士スピードウェイで第2戦を開催するのが恒例となっており、シーズンの中で最も多くの観客を集める一大イベントとなっている。今回もDJ KOOが表彰台横でDJプレイを披露したり、荻野目洋子が国歌を独唱したりと様々なイベントが開催され、賑わいを見せた。

　レース前のスターティンググリッドも、いつにない活気があった。DJ KOOも間近で見るスーパーGTマシンに興味津々な様子で、同じく来場していた唐沢寿明と2ショット写真を撮る一幕も。またABEMAのスーパーGT スペシャルサポーターであるタレントの朝日奈央なども開幕戦に続いてグリッドに現れた。

　初の3時間レースとして開催された決勝レースでは、大きなアクシデントもなく進行し、3号車Niterra MOTUL Zが優勝を果たした。そんな今大会には2日間延べ88,400人（予選日34,500人、決勝日53,900人）が来場し、昨年の80,200人と比べて10.2％増という数字を記録した。

　スーパーGTのプロモーターであるGTアソシエイションの坂東正明代表は決勝前の定例会見の中で、観戦チケットや駐車券の売れ行きが好調だったことについて「この渋滞の中でも足を運んでくれるモータースポーツファンがこれだけいるということは感銘を受けます。やってきて良かったなと思いますし、今後に向けてお客様の満足度の向上や、対外的な認知度の向上も必要だと思っています。マンネリ化せずに、きちっとしたレースづくりをしていきたい」とコメントした。