KTMは2月18日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているレッドブルKTMファクトリー・レーシングとレッドブルKTMテック3が、2020年シーズンに使用するマシン『RC16』のカラーリングを公開した。
KTMのファクトリーチームであるレッドブルKTMファクトリー・レーシングは、ポル・エスパルガロとブラッド・ビンダーが2020年シーズンを戦う。
【ギャラリー】MotoGP:KTMの2020年型マシン『RC16』
エスパルガロは、2014年からMotoGPクラスに昇格し、KTMから参戦し4年目となるスペイン人ライダーだ。KTMでは2018年に3位表彰台を獲得しており、昨年はランキング11位と調子を上げている。
ビンダーは2016年にはMoto3クラスでチャンピオンを獲得した南アフリカ人ライダー。昨年はMoto2クラスで5勝を含む9度表彰台に上り、ランキング2位に輝いている。
ふたりが駆るファクトリーチームの『RC16』はオレンジとネイビーを基調としたカラーリングが継続された。また、空力パーツは大きく変更されている。
そして、サテライトチームのレッドブルKTMテック3は、ミゲール・オリベイラとイケル・レクオーナという布陣だ。
オリベイラは、チーム2年目となるポルトガル人ライダーで、最高峰クラス初年度となった2019年はランキング17位だった。レクオーナは2016年からMoto2クラスに参戦し、今年はMotoGPクラスのルーキーとなるスペイン人。昨年の最終戦バレンシアGPでは、オリベイラの代役で最高峰クラスデビューを果たしている。
マシンカラーリングはブルーとオレンジを基調としたものから、レッドブルの商品であるオーガニックス・バイ・レッドブルの一種『シンプリーコーラ』のロゴが入ったカラーリングに変更。カウルのサイドはシルバーが目立つ配色となった。
また、ミカ・カリオとダニ・ペドロサがテストチームとして第3世代となるRC16を開発していくようだ。
KTMのモータースポーツディレクターを務めるピット・バイラーは「2020年が始まろうとしており、我々はまさにその場所にいると言える。我々はすべてをロードマップにのせ、会社と取締役の全面的なサポートを受けて参戦を継続する」と以下のように語る。
「昨年、我々はサテライトチームを含む4人のライダーたちと働いたことで、基調なフィードバックを受け、グループはお互いに拍車をかけた。それと同時にリソースを限界まで追い込み、現在のピークにまで到達した」
「我々はサテライトチームを所有するとはいえないが、その代わりに、テストチームを含めた全ての組織は友情と信頼を持ったKTMのパックだといえるだろう」
「モーターサイクルのエンジニアリングの頂点である最高峰で、非常にパワフルで高品質なマシンを開発できることは魅力的であり、それを限界まで押し上げる」
「ポルは、このプロジェクトに多くのことをもたらし、ブラッドのことを良く知っている。ブラッドがMoto3の世界チャンピオンいなったことは素晴らしい話だ。ミゲールは今年ファクトリーライダーたちに間違いなくプレッシャーを与えるだろう。そして私たちに感銘を与えてくれたイケルに大きな信頼を寄せている」
「これは我々にとって重要なシーズンとなるだろう。スターティンググリッドに非常に優れたバイクを並ぶことをできることを確信しており、それがラップタイムで計測される!」
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