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ライセンス取得で競技に参加すれば有名ドライバーとのバトルも夢じゃない? 

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ライセンス取得で競技に参加すれば有名ドライバーとのバトルも夢じゃない? 

多くのカテゴリーに参加できるメリットも!

以前、JAFの競技ライセンスを持っていなくても、楽しめるモータースポーツをいくつか紹介したが、どんなカテゴリーであれ、本格的に始めようというなら取っておいて損はない。むしろレースに出ようというなら必須であるだけに、改めて取得方法を紹介することとしよう。

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まずは”国内B”を取得することからはじめる

JAFの競技ライセンスには国内Aと国内Bがあり、さらに国際ライセンスがその上に存在するのだが、入門のうちはまったく必要ないため、ここでは国内ライセンスだけ紹介する。余談だが、A級ライセンスと呼ばれることも多いが、実際にはBも含め”級”はつかない。国内Aライセンスと国内Bライセンスというのが正しいところで、年配の人なら昔の人気アニメ”マッハGoGoGo”のエンディングテーマで”クルマはA級ライセンス~”という一節があり、それで刷り込まれている可能性はある(少なくても筆者はそうだった。歳が知れる!?)。まず国内Bライセンスの取得方法だが、方法としては3つ。以前にも取り上げたオートテスト、ジムカーナなどのクローズド競技会に参加すること。ただし、条件がひとつあって、完走しなくてはならない。“単独で走る競技なのに、リタイアなんてある?”と思われるだろうが、こういった競技にはミスコースという厄介な産物があって、設定されたコースを間違って走ってしまうと、完走とはならないのだ。ほとんどが2ヒートで争われるので、第1ヒートでミスコースしたら、第2ヒートは順位を度外視して正確にコースをトレースしよう。

その前に肝心なことを……。JAFの会員であることが大前提。入会方法として、今の時代、便利になったものでパソコンやコンビニ端末でも申し込めるようだが、JAFの本部や支部の窓口で申し込むことをお勧めしたい。そうすれば、Bライの申請用紙をもらえるから。これに競技会の完走実績を示すハンコを押してもらわないと、取得資格は得られないためだ。このハンコは絶対忘れないように。

次の方法として、Bライ講習会を受けることがある。これが最もお勧めなのだが、というのは講習会だけに、講師がモータースポーツの基礎知識を教えてくれるからだ。座学だけなので、特に装備もいらず、講習を聞くだけでいいというのが手っ取り早くていい。いつどこでやっているかは、JAF会員になれば送られてくる、JAFメイト誌に掲載されているので、参照されたし。

また、行きつけのショップがあって、そこがJAFの加盟、準加盟クラブであったりしたら、推薦してもらうというのが第3の方法。合わせてクラブにも加入すれば、仲間も増やしやすいというメリットもある。国内Bライで出られるのは、極端な話レース以外のすべてでもあり、もしレース参加が目的でなければ、これ1枚で十分。というか余分な出費が避けられるからだ。逆にレースに出ようというなら、国内Aライは必須。いちばん楽な取り方は、公認クラブの推薦を受けることで、その場合は国内Bライも不要である。ただし、これが案外難しく、クラブ員でもないのに「お願いします」と言って、すぐOKとなるわけではないのが本当のところ。そこで国内Aライ講習会を受けることになるが、よく言われるのがBライで出られる競技会の、やはり完走実績がなくてはならないということ。ただし、JAFは強調しないのだが、実は公認サーキットでの25分以上の走行実績が、その代わりにもなる。なので、すでにスポーツ走行の経験のある方なら資格ありということ。サーキットの事務局に”国内Aライを申請するので、走行証明をください”とお願いすればいいだろう。

国内Aライの講習会に関しては、ただ聞けばいいだけでなく、実技走行もあれば、試験もある。そうとだけ聞くと、めんどくささも感じるだろうが、実際には先導走行であり、サーキットみ走行の方にもいい経験になるだろうし、試験も教本を見ながらでOKで、気の利いた講師なら”ここ出ますよ”と教えてくれるので、難しいことは何にもない。

意外と国内ライセンスの取得方は簡単、敷居なんて少しも高くないのが、これでご理解いただけたはず。新しいチャレンジを是非!

ちなみにレース運営を支えたいという心底レース好きの方は、走るだけじゃなく審判員(オフィシャル)のライセンス取得するのもいいだろう。運営する側の立場を知ると、自分がレースするときにも必ずやプラスになるはず。その審判員のライセンスを取得すれば、写真上のように表示される。

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