フェラーリのサードドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィは、今年F1でレースができないというのは非常に辛い状況であり、シートを獲得するためにも”自分はシミュレータードライバーではない”ということを証明したいと語った。
ジョビナッツィは、2016年にピエール・ガスリー(現トロロッソ)とGP2(現在のFIA F2)でタイトルを争い、僅差でガスリーに敗れた。翌年には負傷したパスカル・ウェーレインの代役としてザウバーからF1にデビューし、2戦を戦ったものの、それ以降の彼の活動はフェラーリとザウバーでのテストや、ザウバーとハースからフリー走行に出走しただけだ。
ジョビナッツィ、非公式レコード記録も「来年シート獲得の保証はない」
フェラーリは2017年にジョビナッツィをサードドライバーに起用。彼はシミュレーター作業を担当するドライバーとして、ファクトリーで様々なセットアップに関わる作業を行い、チームにとって欠かせない存在となった。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はジョビナッツィの仕事を公に賞賛しているが、ジョビナッツィ自身は、いつまでもこの役目を担うことは避けたいと考えている。
「僕はシミュレータードライバーではない。マシンに乗りたいんだ」とジョビナッツィは話した。
「それが来年の僕の目標だ。チャンスが欲しいし、自分は準備ができているのかどうかということを確かめたい。僕は良いドライバーであり、ただのシミュレータードライバーではないからここにいるというのを示したい」
「それでも僕は本当にラッキーだ。多くのドライバーにとって夢であろうスクーデリア・フェラーリのサードドライバーなんだ。フェラーリとサインをした時、夢が叶ったと思った」
「もちろん、自分がトラック上にいないというのは本当に辛いことだ。僕は1年間待って、今も待っている。だけど言ったように、僕はチャンスが欲しいし、良いドライバーだからここにいるんだということを示したい」
今年、ジョビナッツィはザウバーから2回フリー走行に出走しており、そのチャンスをきっかけに来年のザウバーのシートを獲得したいと考えている。
「チームには本当に満足しているし、彼らも本当によく仕事をしている」
「でも僕たちは待たなければならないんだ」
「今僕が集中しなければならないのは、マシンのフィーリングを良くして、メカニックやエンジニアなど、チームの全員を知ることだ。それができれば、僕も準備ができているということだ」
「他のドライバーの動き次第だ。移籍するとかチームを離れるとか、たくさんのドライバーの噂がある」
「でも僕らは待たないといけない。もちろん、目標はグリッドにつくことだ。来年そうできることを願っている」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?