2020年7月19日、F1世界選手権第3戦ハンガリーGPが首都ブタペスト近郊のハンガロリンクで開催され、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が優勝。2位にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、3位にはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスが入った。
期待のホンダ勢はフェルスタッペンが奮闘
高速コースのレッドブルリンクからテクニカルコースのハンガロリンクへ。開幕連戦でメルセデスAMGに完全にパワー負けしていたレッドブル・ホンダにとって、昨年ポールポジションをとったサーキットでの第3戦は、大きな期待がかけられた一戦だった。
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しかし金曜日の走り初めからマシンのバランスの悪さに苦しみ、予選はフェルスタッペン7位、チームメイトのアレキサンダー・アルボンはQ2落ちというまさかの結果になってしまった。
ウェットスタートとなった決勝レースでも、グリッドにつくためのレコノサンスラップでフェルスタッペンがなんと、コースアウトしてクラッシュするという失態を犯し、あわやピットスタートか、という危機を迎えた。
それでもグリッド上でのメカニックの懸命な修復作業でなんとか通常スタートにこぎつけると、ここからはフェルスタッペンの真骨頂。絶妙のスタートダッシュとライン取りでいきなり3番手に浮上すると、ドライタイヤへのピットストップの間に2番手に浮上。終盤のバルテリ・ボッタスの追撃も振り切って、そのまま今季最上位となる2位でフィニッシュした。
「走れないかも、と思ったレースだったから、2位はいい結果。(クルマを直してくれた)メカニックに感謝したい」とレース後のフェルスタッペンは笑顔。
ただし、ハミルトンとの一騎討ちの状況に持ち込むことはできず、アルボンも5位まで浮上するのが精一杯。王座を狙うレッドブル・ホンダとしては開幕2戦以上に敗北感の漂う結果となってしまったようだ。
メルセデスAMGが3連勝、ハミルトンがポイントリーダーへ
まさしく横綱相撲。王者ハミルトンが、圧巻のタイムでのポールポジションから全周ラップリード、そしてファステストラップも獲得という、前週以上の完璧な戦いぶりで2連勝を遂げた。
チームメイトのボッタスがスタートで出遅れ、ドライタイヤに交換後はフェルスタッペンに追われる形となったが、ハミルトンはファステストラップを連発して瞬く間に差を広げ、2度目のタイヤ交換までに1ストップ分のマージンを築いて、余裕の展開のままトップフィニッシュ。
これでハミルトンはハンガリーGP8勝目。ミハエル・シューマッハーが持っていた同一GPの最多勝記録(シューマッハーはフランスGP)に並ぶとともに、3戦目にしてポイントリーダーに浮上した。やはりシューマッハーと並ぶ7度目のタイトル獲得へ、視界は良好だ。
次戦第4戦イギリスGPは1週おいて、8月2日、シルバーストン・サーキットで開催される。
2020年F1 第3戦ハンガリーGP 結果
優勝 44 L.ハミルトン(メルセデスAMG)70周
2位 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) +8.702s
3位 77 V.ボッタス(メルセデスAMG) +9.452s
4位 18 L.ストロール (レーシングポイント・メルセデス) +57.579s
5位 23 A.アルボン (レッドブル・ホンダ) +78.316s
6位 5 S.ヴェッテル(フェラーリ) +1L
7位 11 S.ペレス (レーシングポイント・メルセデス) +1L
8位 3 D.リカルド(ルノー) +1L
9位 55 C.サインツ(マクラーレン・ルノー) +1L
10位 20 K.マグヌッセン(ハース・フェラーリ) +1L
12位 26 D.クビアト(アルファタウリ・ホンダ) +1L
10 P.ガスリー (アルファタウリ・ホンダ) リタイア
F1ドライバーズランキング(第3戦終了時)
1位 L.ハミルトン(メルセデスAMG)63
2位 V.ボッタス(メルセデスAMG)58
3位 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)33
4位 L.ノリス(マクラーレン・ルノー)26
5位 A.アルボン (レッドブル・ホンダ)22
6位 S.ペレス (レーシングポイント・メルセデス)22
F1コンストラクターズランキング(第3戦終了時)
1位 メルセデスAMG 121
2位 レッドブル・ホンダ 55
3位 マクラーレン・ルノー 41
4位 レーシングポイント・メルセデス 40
5位 フェラーリ 27
6位 ルノー 12
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