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愛車の履歴書──Vol35. 益若つばささん(前編)

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愛車の履歴書──Vol35. 益若つばささん(前編)

愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第35回。前編は、アーティスト・モデルの益若つばささんが愛車を初披露!

7年近く乗り続けるレクサス

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撮影現場に、益若つばささんは愛車のレクサス「NX」を運転して颯爽とあらわれた。クルマから降りた益若さんと挨拶を交わすと、「黒いラメのボディカラーも内装カラーも、こだわって選んだ自慢の愛車なんですよ」と、明るく笑った。その口ぶりから、どれだけこのクルマを愛しているのかが伝わってきた。

“Premium Urban Sports Gear”というコンセプトで開発されたレクサスNXがデビューしたのは2014年。全長4.6mのミドルサイスSUVで、発表当時はヨーロッパ市場に向けて開発したモデルという説明を受けた。アメリカ市場には、もうひとつ大きいクラスのレクサス「RX」がフィットするのだ。いっぽう、日本の道路環境にはレクサスNXのサイズ感がちょうどよかった。

そしてレクサスNXは、2021年にはじめてのフルモデルチェンジを受け、第2世代へ移行した。けれども益若さんは、「このNXが好き過ぎる」と、きっぱり。

「もう7年近くも乗っているので、さすがに次のクルマを考えないこともないんですけど、好きなところばかりで不満がないんです」

では、愛するレクサスNXに至るまでの道のりを、振り返っていただこう。

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「埼玉の駅から遠いエリアに住んでいて、免許を取れる年齢になったら教習所に行くという文化がありました。原付の免許を取ってからはヤマハの『ビーノ』に乗っていました。高校3年の時にクルマの免許も取っています。当時、実家には三菱『パジェロ』とお姉ちゃんのホンダ『S-MX』があって、だから自分の愛車ではないけれど、初めて運転したクルマはS-MXでした」

1996年に発表されたホンダS-MXは、いまにして思えば画期的なモデルだった。同社のミニバンである「ステップワゴン」をベースに、ローダウン仕様をラインナップしたり重低音を強調するエグゾーストシステムを用意したり、カスタムカーのドレスアップの手法を採り入れたのだ。フロントシートがベンチシートだったことも話題になった。

ストリート系のこのクルマに、18歳の益若さんが乗っている姿を想像すると、ぴたりとハマる。

「免許を取りたての最初のドライブは緊張して吐きそうでした。友だちを乗せてお台場に行ったんですが、レインボーブリッジを渡るときにトラックが近くに迫ってきて『死ぬ死ぬ!』と、思いました(笑)。親は、居酒屋に行っても私が運転できるからお酒が飲めて嬉しい、と言っていましたね」

ホンダS-MXとの生活は2年ほど続いたけれど、やがて仕事が忙しくなった益若さんは、東京で暮らすようになる。

ミニとの思い出「20歳ぐらいから高田馬場に住むようになって、お金もそんなにないし、駐車場も探すのが大変で、なによりクルマが必要じゃなくなったんですね。毎日、山手線に乗って仕事に行っていたので。22歳で子どもを産んだんですけど、妊娠してからは心配なので一切運転はやめていました。ところが、出産を機に、やっぱり子どもがいるとクルマで動いたほうがなにかと便利だということで、クルマ探しをしたんです。そうしたら、クルマに詳しい方から当時BMWがいいよと勧められて、勢いでオーダーしちゃいました」

BMWのどのモデルだったかを尋ねると、「とにかく大きいやつでした……」という答が返ってきた。SUV系の写真を見せると、車高の低いセダンだったとのこと。これですか? これですか? と、写真を見ていただき、「これです!」と益若さんが指さしたのは、「7シリーズ」だった。

「でも50mぐらい走って、“これは私には大きすぎて運転できない”と、思って、お姉ちゃんを呼んで動かしてもらいました。お姉ちゃんは私の運転の先生で、実家の車庫入れとかも厳しく教えてくれたんです。だから『愛車の履歴書』ということだと、ビーエムにも50mだけ乗りましたね(笑)」

ここから、自分が運転できるクルマ、という基準で益若さんの愛車選びが始まった。

「『そうだ、いつかミニに乗ってみたかったんだ!』と、思い出して、ボディが青くて屋根が白いミニを買いました。左右のドアミラーをユニオンジャックの柄にして、街を走っているとミニを見た人の口が、“か・わ・い・い”の形に動くのがわかるのが嬉しかったです。」

写真を見せていただくと、益若さんのミニは2006年に登場した第2世代。ただ、ひとつ難点があった。

「かわいいので道を譲ってもらったり褒めてもらえたり良いこともあったのですが、派手で目立つんですよね。知らない人のSNSにもあげられたり、週刊誌にも撮られたました。長距離だと乗り心地もちょっと硬くて疲れるので、次はもうちょっと乗りやすい、居心地の良いクルマにしたいと思うようになりました。そうしたら、“最近レクサスがいいよ”という噂を聞きつけ、レクサスのディーラーで試乗をさせてもらいました。NXとRXで悩んだんですけど、銀座とか原宿って駐車場が狭いんですよね。だったらNXがいいということで、選びました」

こうして7年弱をともに過ごしたレクサスNXを、益若さんは気に入っている。ただし、新しいクルマにも興味がある。

そこで後編では、GQ編集部が益若さんに似合うクルマをリコメンドした。

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【愛車の履歴書 バックナンバー】
Vol1.市毛良枝さん 前編/後編
Vol2.野村周平さん 前編/後編
Vol3.宇徳敬子さん 前編/後編
Vol4.坂本九さん&柏木由紀子さん 前編/後編
Vol5.チョコレートプラネット・長田庄平さん 前編/後編
Vol6.工藤静香さん 前編/後編
Vol7.西内まりやさん 前編/後編
Vol8.岩橋玄樹さん 前編/後編
Vol9.吉田沙保里さん 前編/後編
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Vol11.常盤貴子さん 前編/後編
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文・サトータケシ 写真・安井宏充(Weekend.) ヘア&メイク・新井淑子 スタイリング・亘つぐみ@TW 編集・稲垣邦康(GQ) 撮影協力・レクサスインターナショナル

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みんなのコメント

14件
  • mus********
    最近は車の記事をみてもエンジンの拘りや駆動系の拘りを語るひとがいなくなりましたね。
    ボディーカラーだの内装の話ばかり。
    洋服と変わらない。
  • zpf********
    体小さいのに車はデカイ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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