言わずと知れたイタリアの“国民車”として、本国のみならずグローバルでも人気を博すコンパクトモデル『フィアット500(チンクエチェント)』に、サファイア色の限定車専用ボディカラーを採用し、ポルトローナ・フラウのレザーシートでインテリアに上質感を加えた限定車『フィアット500/500C Zaffiro(ザッフィロ)』が登場。10月13日より発売開始となっている。
すでに2007年の登場から10年以上が経過しながら、Aセグメントのコンパクトな車体にモダンデザインを融合し、今もまったく色褪せない存在感を放つ3代目『フィアット500』。
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昨年のマイナーチェンジを経てディテールのデザインもブラッシュアップされると同時に、インフォテイメント系の機能も強化されるなど、今も一線級の商品力を維持している。
そのハッチバックモデル『500』と、カブリオレとなる『500C』の2種類のボディタイプに設定された今回の限定車は、こちらもフィアット得意のマルチエア機構を採用した875ccの2気筒“TwinAir(ツインエア)”直噴ターボ(85PS/145Nm)搭載グレードのTwinAir Lounge(ツインエア・ラウンジ)をベースに、イタリア語でサファイアを意味する「Zaffiro」の名称が与えられた。
その名のとおり、きらびやかな輝きを放つ専用ボディカラー“エピックブルー”のエクステリアに、上質なブラウンのポルトローナ・フラウ社製のレザーシートを組み合わせ、ポップなイメージのチンクエチェントとはひと味違ったエレガントな雰囲気を演出。
この特別なカラーコンビネーションに加えて、専用デザインの16インチアルミホイールやクローム仕上げのエクステリアミラーハウジングが小粋なアクセントとして効いた、イタリアン・モデルらしい華も備わっている。
また、同じく500(チンクエチェント)の名を持つ兄弟モデルのクロスオーバー、『フィアット500X』にも専用ボディカラー「シネマブラック」を採用した限定車が登場。
この『フィアット500X Xtreme(エクストリーム)』は、1.4リッター直列4気筒直噴ターボと6速乾式DCTを組み合わせた前輪駆動モデルと、同エンジンながら9速のトルコンATに4WD機構を組み合わせた上級グレードのうち、後者をベースモデルに採用している。
その4×4モデルCross Plus(クロスプラス)をベースに、専用エクステリアカラー「シネマブラック」や、シルバーの18インチの専用20スポークVデザインアルミホイールを採用するなど、都会的でモダンな雰囲気を演出。
インテリアはブラックを基調にダークグレー・レザーシートとすることで、夜の借景にも映えるSUVとしてアクティブなライフスタイルを彩るクールな印象のモデルとなっている。
またこの4×4駆動システムは通常走行時には前輪のみを駆動し、路面状況に応じて自動で後輪に駆動力を分配する機構を備えており、1.4リッターの直噴ターボ(170PS/250Nm)が発揮する出力とトルクを効率よく路面に伝達するとともに、燃費向上にも貢献している。
この『フィアット500X Xtreme(エクストリーム)』は限定80台となり、価格はベースモデルよりも抑えられた339万円。『フィアット500/500C Zaffiro(ザッフィロ)』は、ハッチバックモデルの『500』が100台、カブリオレとなる『500C』が30台の限定で、価格はそれぞれ269万円、289万円となっている。
『フィアット500/500C Zaffiro(ザッフィロ)』公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/limited/zaffiro/
『フィアット500X Xtreme(エクストリーム)』公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/limited/xtreme/
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