マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレア・ステラは、F1メキシコシティGPで見事な走りを見せたランド・ノリスを称賛。その走りを、2012年バレンシアGPで勝利したフェラーリ時代のフェルナンド・アロンソになぞらえた。
ノリスは予選でうまくタイムを出せず、17番グリッドからのスタートを強いられた。決勝レースでは順調に追い上げていたものの、ケビン・マグヌッセン(ハース)のクラッシュを見てピットイン。8番手から10番手にポジションを落としたが、その後赤旗が掲示されてしまう。ここで全員がタイヤを交換するチャンスを得たため、ノリスにとってはアンラッキーな展開となった。
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36周目のリスタートも上手くいかず、15番手までポジションを落としたノリスだがここから猛烈な追い上げを開始。怒涛のオーバーテイクショーでリカバリーし、5位でフィニッシュを果たした。
ノリスの素晴らしい走りを、ステラ代表は称賛。2012年ヨーロッパGPで優勝を飾ったアロンソのレースを彷彿とさせる走りだったと語った。
フェラーリのドライバーだったアロンソは、決してオーバーテイクが簡単ではないバレンシア市街地コースで11番手から見事な走りを見せ優勝を飾った。当時のスペインが経済的な苦境に陥っていたこともあり「感動の大きさでは今までで一番の勝利だ」と表彰台で目頭を押さえた。
「今回のレースは、2012年のバレンシアを思い出させるものだった。あのときは11番手スタートで優勝したんだ」
当時レースエンジニアとしてアロンソを担当し、この共に表彰台に上がったステラはそう語った。
「我々はピットウォールで、まさにこんな会話をしていた。彼のレースエンジニアであるウィル・ジョセフが私に向かって、『これはランドのベストのひとつだ!』と言って、私は『ウィル、これはすべてのレースの中でもベストのひとつだ』とね」
「たくさんオーバーテイクしていた。パワーユニットの温度を管理し、リフト&コーストもしなくてはいけないのに、オーバーテイクは非常に難しいとみんなが言っていたと思う」
「感心したよ。ドライバーとして最高の1日だった」
マクラーレンがメキシコで予想以上の競争力を証明したことで、逆にノリスとチームは予選順位をもっと上げることができれば、もっと良い結果が出せていたはずだと考えるようになった。
「彼の代表的なレースとなるような一戦を見られて興奮している。一方で、ランドがインラップで言っていたように、土曜日に良い仕事をすれば表彰台が狙えるんだ」
「表彰台が狙えるペースがあったんだ。我々はセカンドベストのクルマがあった。(メルセデスのルイス)ハミルトンと2番手を争っていたかもしれない」
「悔しいという要素も少しはあるが、昨日の自分から言わせれば、あれほど多くのマシンをオーバーテイクできるなんて思ってもみなかった」
「このレースからポジティブなところに注目し、ファクトリーにいるチーム全員やファンのみんなが同じようなメッセージを受け取ってくれることを願っている」
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