この記事をまとめると
■日本では展開されていない自動車メーカーのなかから注目の会社をピックアップ
【フォードだけじゃない】残念ながら日本から撤退した輸入自動車ブランド4選
■世界的に見るとシェアの大きなメーカーは数多いが日本ではマイナーな場合が多い
■日本から撤退してしまったメーカーはもう1度戻ってきてほしいという声も大きい
日本ではマイナーすぎても世界では人気のメーカーがまだまだある
100年に1度の変革も影響してか、合併や吸収、消滅などで数は減ってしまったものの、世界にはたくさんの自動車メーカーが存在する。そのなかには日本に正規輸入されていないメーカーがけっこうあるのだが、最近では再上陸となるが、韓国のヒョンデ(現代自動車)やドイツのオペルが話題になっている。
しかし、それ以外にもまだあるので、日本上陸切望のメーカーをあげてみよう。
ランチア
こちらも以前は正規輸入されていて、マツダが扱っていた時代もあった。WRCで活躍したインテグラーレや個性的なY10やY(イプシロン)、高級セダンのテーマなど、正規モデルだけでもかなり魅力的な車種構成だった。
それが輸入元の事情や本国での不振もあって日本から撤退。その後はカッパなどのセダンが輸入車好きのなかで話題にもなった。ただし、現在はイプシロンのみの展開。
イタ車らしい雰囲気のクルマだけ正規輸入すれば売れる気がするのだが。
シュコダ
元東欧のチェコスロバキアのメーカーがシュコダ。さすが技術の国チェコだけに、共産圏のなかではしっかりとした自動車作りをしていた。その代表メーカーがシュコダで、初めて自動車を作ったのも1901年と歴史があり、東欧時代からWRCに出ていた。
現在はフォルクスワーゲンの傘下に入っていて、バッヂ違いのモデルだけでなく、電気自動車も含めて、オリジナルにも力を入れている。
VWに似ているけど少し違う感じで、デザインに関しては味が濃い目なものが多い。
もう1度日本に戻ってきて欲しいメーカー
セアト
こちらも現在はフォルクスワーゲン傘下にあるスペインの自動車メーカーで、当初はフィアットと提携してさまざまなモデルを作っていた。
完全なノックダウンもあれば、フィアット車をベースにしたオリジナルモデルもあって、たとえばマルベーニャというモデルはパンダをベースにして、フロントマスクは普通な感じになっていたりする。
その後、VW傘下になりつつオリジナル性を高め、イビザを皮切りにして、ラテンなデザインのクルマを多くリリースしている。中身はアウディが多かったりする。
フォード
撤退は衝撃だったものの、販売規模を考えると致し方ない気もする。でも寂しい。
フォード、とくにマスタングが買えないのは痛い。また、ヨーロッパフォード製のモデルは、しなやかな走りで欧州車の味わいがたっぷりだった。
再上陸するといいのだが。
番外篇 サーブ
消滅してしまったので上陸は不可能なのだが、独特のクルマ作りはいま思い出しても懐かしいし、惜しい存在だった。古いモデルが話題になったこともあり、再復活希望のメーカーだ。
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