KTMでテストライダーを務めているミカ・カリオ。彼は地元フィンランドで出場したバイクレースで右足の脛骨と腓骨を骨折してしまうアクシデントに遭った。
カリオは2月27日にフィンランドのセイナヨキで行なわれた雪上バイクレースに出場。しかしその際に雪の壁に右足をぶつけてしまい、結果として脛骨と腓骨を骨折。手術が必要となり、回復には約2ヵ月間の休養が必要だと見込まれている。
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なお3月6日にはMotoGPのカタールテストが開始されるが、カリオはこのテストに参加する予定はなく、もうひとりのテストライダーであるダニ・ペドロサがこれに参加予定となっている。
「趣味の1日が上手くいってないときは、経験豊富なライダーでさえも集中力を失うことは避けられないし、なんの問題も無いように見える状況でも、しばしばこうしたことは起こる。とてもフラストレーションが溜まるよ」
カリオはSNSにそう記している。
「骨折した脛骨と腓骨の手術を待っている。残念ながら小さくバカみたいなミスが、痛みを伴う結果をもたらしてしまうこともある」
「この怪我で影響を受ける全ての人に謝罪したい。これがレースの危険な面だ。アマチュアとして走っているときでも、危険は存在するんだ」
KTMは、昨年2勝をマークしたミゲル・オリベイラが今季から加入。ブラッド・ビンダーと共にレースへ挑む。
彼らは昨シーズン躍進を見せた結果、コンセッション(優遇措置)を喪失。2021年シーズンに関しては特別な許可によってエンジン開発が可能となっているものの、2017年に参戦を開始して以来初めて基本的にライバル達と同じ条件で戦うことになる。
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