ダカールラリー2024のステージ8は、アウディのマティアス・エクストロームが勝利。また総合首位のカルロス・サインツSr.(アウディ)がリードを広げている。
サインツSr.とセバスチャン・ローブ(プロドライブ)による一騎打ちとなりつつある2024年のダカールラリー。ステージ7ではローブが今回のダカールラリーで3回目のステージ優勝を挙げて、サインツSr.との差を縮めるなど流れに乗っているように思われた。
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ただ、ステージ8でローブはさらなる接近を果たすことができなかった。
アルダワディミ-ハイル間の678kmで争われるステージ8で、ローブは全体的にアドバンテージを持って走っていた。残り100km時点ではローブがサインツSr.を3分リードし、エクストロームに対しても1分差を築いていたのだ。
しかしステージフィニッシュまでのダート路面において、ローブはそうして築いていたリードを一気に喪失。ライバルに対して10分以上の遅れをとってしまい10位フィニッシュ。サインツSr.にリード拡大を許してしまった。
最終的にステージ8優勝となったのはエクストローム。今年のダカールではプロローグステージ以来の勝利となった。2位は僚友のアウディのステファン・ペテランセルで、アウディがワンツーとなった。
総合首位のサインツSr.はステージ8を4位でフィニッシュ。ローブが最後に大きく失速したことで、リードを24分47秒まで広げている。
また総合3番手のルーカス・モラエス(TOYOTA GAZOO Racing)はステージ8を7位でフィニッシュ。このステージではトヨタ勢で総合4番手のギヨーム・ド・メビウス(オーバードライブ)に先行を許したが、大きく差を縮められることはなかった。
48時間続くステージ6でのトラブルから既に総合優勝争いから脱落してしまったディフェンディングチャンピオンのナッサー・アル-アティヤ(プロドライブ)だが、彼はこの日さらなる打撃を受けた。エンジンの故障に見舞われてしまったのだ。
チームの助けを待つこととなったアル‐アティヤ。W2RC(世界ラリーレイド選手権)のポイントを獲得するためにステージ9で再開する可能性はあるが、ダカールラリーとしては難しい状況に追い込まれてしまった。
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